WordPressの高速化は急務となっていた我がブログ。それが今回、大きく前進しました。オープンソースのWebサーバー「Nginx」のリバースプロキシキャッシュを導入した結果、表示スピードが大幅に短縮され、導入前の6分の1の3.85秒を記録しました。
以前にWordPress高速化ー「準備編」スピード測定のテストサイトやツールで紹介しましたとおり、サイトのパフォーマンスはブログ運営者にとって死活問題です。
Amazonの調査・・・表示スピード 0.1秒遅延 ⇒ 売上 1%減少
Googleの調査・・・表示スピード 0.5秒遅延 ⇒ 検索数 20%減少
以上のような震撼させれらデータがあります。
そこでWordPress 高速化&スマート運用必携ガイド を参考に、格安の仮想専用サーバ「さくらのVPS
」(VPS:仮想専用サーバー)にWebサーバ「Nginx」を導入。
そして、目玉であるNginxのリバースプロキシキャッシュをはじめ、Wordpressを高速化する以下の手段を講じました。
■ Nginxのリバースプロキシキャッシュ
■ gzip圧縮
■ PHPアクセラレータ
■ 静的ファイルの設定? Expiresヘッダを追加
その結果はサイト診断サービスPingdom Toolsで、以下の通りのように導入前の24.95秒から導入後の3.85秒へ、スピードは6倍に、つまり表示時間が6分の1に縮まったのです。。
■ 24.95秒 ⇒ 3.85秒
この高速化は圧倒的です。Wordpressのプラグイン「WP Super Cache」導入で高速化下時よりも数倍の威力があります。
以下がパフォーマンスです。(依然としてJavaScriptが足を引っ張っているが…。)
WebPagetestの診断結果は、4.98秒です。診断結果は、「Cache static content」と「CDN」 以外はすべて「A」診断です。長足の進歩です。
最近まで、真剣に乗り換えを考えていたPHP Ninja | ファーストサーバ WordPress 専用クラウドサービスのサイト計測結果でもかなり高速になっていることが分かります。
以上が「サーバ」サイドのWordpressの高速化によるパフォーマンス向上結果です。
かなり参考になったWordPress 高速化&スマート運用必携ガイド はWordprssで構築されたサイトやブログを高速化するノウハウが随所に記述されています。
この著書による書籍のフェイスブックページで、書籍の訂正や更新情報がアップされていますので、導入したい人は役立ちそうです。トラブルが発生するならそのページから著者に質問をコメントできそうですよ。一例として、次のような補足情報もあります。
本書P199?200にかけて「WP-Sentinel」というプラグインを紹介していますが、こちらちょっとしたことでも攻撃だと誤検知してしまう可能性があります。そうなると、自分自身が24時間アクセスできなくなってしまうので、その場合はFTPなどでプラグインを一旦除去すればアクセス可能です。
PS:サーバーに全くの無知の私でしたが、10日間奮闘の末やっとWordpressレンタル共有サーバーから格安さくらのVPS 仮想専用サーバ)に移転しました。シュミレーション用 兼 バックアップ用にもう一つVPSを契約したいと思っています。
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