いま世界的に話題性になっている格安航空会社いわゆるLCCですが、とうとう日本生まれのLCCが登場してニュースになっています。「ピーチ(peach) 航空」(ピーチ・アビエーションーPeach Aviation)です。関西ー福岡、関西ー札幌の2路線で2012年3月に始まります。
しかしなぜ大手の航空会社の半額程度の運賃(3780円より)を実現できるのでしょうか?また、来年3月1日から3月24日までの片道250円キャンペーンのチケットの予約や購入方法とは?メールマガジン購読がいいみたいだ!
格安航空の「ピーチ(peach) 航空」
まず「ピーチ 航空」の概要ですが、2路線(関西ー福岡、関西ー札幌)に就航予定で、以下の通りです。
■ 関西ー福岡・・・1日4往復、料金 片道3780円~1万1780円。
■ 関西ー札幌(新千歳)・・・1日3往復、料金 片道4780円~1万4780円。
■ 関西ー長崎・・・料金 片道3780円~1万1780円。
■ 関西ー鹿児島・・・料金 片道4280円~1万3280円。
福岡、札幌線は2012年3月からですが、5月からは関西ーソウル線も就航し国際線。
関西ー長崎は3月25日から、関西ー鹿児島は4月1日に、沖縄、香港、台北は7月~10月に就航予定だそうです。合計8路線が決定しています。(1月26日現在)
しかもJALやANAの半額程度の料金です。一体なぜそんなに格安なのでしょうか?
格安理由のまとめ
すでに報道などで「ピーチ 航空」の運賃の安さの理由が明らかになっていますが、改めてまとめてみますと以下の2点のようです。
- 従来の航空運賃に含まれていた、飲食代、荷物預かり手数料を削る。
- 座席指定なし。
これまでJALやANAを利用した時には、何も考えずに「食事や飲み物まですべてサービスしてくれて太っ腹だな!」などと考えていました。よくよく考えてみると、それら無料と勘違いしていたサービス料は運賃に含まれていたわけです。しかも食事などが提供される場合、「和食と洋食のどちらがいいですか?」と聞かれたことを思い出していみると、無駄になってしまうサービスまで運賃に含まれているのだと分かりました。
そういった無駄が出る、また乗客によっては必要のないサービスをすべて有料化することで、格安運賃を実現させたのが、格安航空会社(LCC)であり「ピーチ 航空」もその一つの会社であることが分かります。
片道250円のチケットの発売日と購入や予約情報を入手する
さて、上記の関西ー福岡、関西ー札幌の2路線が3月1日から3月24日まで片道250円、往復ワンコイン(500円)の「ピーチ航空就航記念キャンペーン」が行われます。5000席限定です。
ではいつから販売されるのでしょうか?実はすでに、250円チケット販売は1月5日から始まっています。(ピーチ航空のHPか、フェイスブックページ(Peach Aviation | Facebook)より。)
電話でも予約を受け付けるそうですが、ネット予約と違い手数料が1050円必要になるので注意が必要です。250円チケットを申し込むのに1050円の電話受け付け手数料を払っても手に入れたい人は結構いるようですね。
申し込みはトップページより、以下のように空席状況を確認して、検索します。申し込みと同時に、「Peachアカウント」を作成しなければならないようです。
私が調べたときは、以下のようにアクセスが集中して表示ができませんでした。残念。
是非記念に「ピーチ航空」の就航記念キャンペーンの運賃250円で飛び立ちたい方はお早めに。
「ピーチ航空」メールマガジン
また、お得な情報が送られてくるメールマガジンの購読もよさそうですよ。以下の登録画面には、「おトクな情報をいち早く手に入れよう!」となっています。ここをクリックして、メールアドレスを登録しておくなら、これから実施されるかもしれない「ピーチ航空」キャンペーン情報をいち早くゲットできるかも。
以下の3つの情報、名前(ローマ字で姓、名)、メールアドレスのみです。画像認証もよくローマ字を読んで正確に入力しましょう。
次のような画像がでれば、めでたくpeachのお得な運賃情報を最速でゲットできそうです。
ちなみに「ピーチ航空」の来年3月初フライトに備えて、客室乗務員の接客研修が始まっていました。お姉さんたちが講義を受けています。
ピーチ(桃色)らしくすべてピンクの制服です。がんばって!
2012年3月2日追記:
昨日から本格営業をスタートした「ピーチ航空」ですが予約日によってかなりばらつきのある運賃となっています。エコノミークラスとえる「ハッピーピーチ」はゴールデンウィークの時期では通常2~3倍の料金になっています。しかし平日は最低料金で予約できる日もあるようです。いずれにしろ、予約時の運賃は日々変わっています。
コメント
今からどんどん利用したいと思っておりますのでいろいろな情報を
お願い致します。
ぜひ利用したい
台湾のチケット案内が欲しい
ピーチに乗って思うんですが、飛行機に慣れていないお客の多いことです。飛行機に初めてという人も多い。 飛行機内への出入りに最大の問題がある気がします。 それなのに何故 1、チケットが英文字なのか(座席)と書く等解りやすく出来ないのか 2、何故ゲートNo、シートNo等最低必要事項をもっと大きな文字で書かないのか 3、飛行場内での買い物等で遅れる人が多い。何故大きなチケットなのに「出発10分枚には必ずゲートにおいで下さい」位の印刷を入れて注意喚起をしないのか。 4、サポートしなくても良い人を対象にサービスの削除を計画してスタートしたのであろうが、実際は老人や子供や初心者等よりサポートが必要な人が多く利用する飛行機であることを見直していかないと、出発遅れや結果、累積して「利用していて、楽しい旅の便利な乗り物」になっていかないのではないかと感じますが。