ブロガーの成長の妨げとは?「イノベーションのジレンマ」に陥らないために何が必要か?

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ブログを更新してゆく楽しさがあるうちはいいのですが、それがおっくうになったり、同じテーマで同じ内容の記事の更新ばかりだと、ブロガー(ライター)としての成長が滞ったりしかねません。20110305151615(ややもすると私も!)さらに、思った以上にブログへのアクセス数(PV)があれば、「これでいいか!」と思いほったらかしに近い状態になれば、ブロガーしてだけでなく、ブログやサイトの成長もストップしますね。

そのような成長を阻むのに役立つ考え方がありました。会社経営やマーケティング分野でしばしば話題になる「イノベーションのジレンマ」という理論が参考になりそうです。では、

「イノベーションのジレンマ」とは

「イノベーション」とは「革新」という意味で、「ジレンマ」とは「板挟み」という意味ですね。この言葉は、しばしば企業の商品開発にからむ技術革新の遅れを説明するのに使われる言葉のようです。コトバンクWikipediaに説明がありました。以下のうようになってます。

イノベーションのジレンマとは、優れた特色を持つ商品を売る巨大企業が、その特色を改良する事のみに目を奪われ、顧客の別の需要に目が届かず、その商品より劣るが新たな特色を持つ商品を売り出し始めた新興企業の前に力を失う理由を説明したマーケティングの理論。

一例として最近の10年間ののカメラ市場を見てみると分かるようです。

例えば、デジタルカメラが登場した当初は、画質などで銀塩写真に比べて画像の質は低く、フィルムカメラのメーカーは、この技術に関心も注意も払わなかった。しかし現在では、フィルムカメラはデジタルカメラに主役の座を追われている。

「イノベーションのジレンマ」について詳しく知りたい方はイノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき を参考に。)

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成功の上に胡坐(あぐら)をかく

ある商品でヒットした企業は、その成功の上に胡坐(あぐら)をかいてその製品の改良に目が向くあまり、世の中の変化による顧客の新たなニーズ(必要や関心)や市場に合わせた新たな商品開発などのイノベーションができずに、他の企業に立ち遅れてゆくことになるわけですね。技術力で世界の最先端を走っていた高度経済成長時代の日本が、現在他の国に立ち遅れている理由も「イノベーションのジレンマ」説明できそうです。

ブロガーとして成長するために

上記の「イノベーションのジレンマ」はブロガーとして成長するのを妨げるもの説明するのにも役立ちそうです。

あるブロガー当時、ブログやサイト運営でかなり成功し、働いていた会社を辞めてしまったようです。かなり広告収入が上がってたようです。しかし、中には再び就職活動をして、以前よりは少ない給料で働いている人も見受けられるようです。そのほとんどは以前のやり方に固執して、変化し続けるネットのユーザーのニーズにこたえられなかったようです。20110305151716

私も今のブログ運営による広告収益で、現在の仕事を辞めるほどのものは得ていませんが、最近ではある程度のアクセスがでるようになってきましたので以下のような、誘惑にさらされています。

  1. ある程度アクセス(PV)があるのでブログの更新頻度を下げようかな?
    ⇒ネットの命はスピードなのに!
  2. アクセスのある分野だけに集中して、骨が折れる幅広い調査やそれに基づく役立つ記事の執筆はめようかな?
    ⇒とりわけネットユーザーの興味・関心・ニーズは移ろいやすいのにしかもすざましいスピードで!

上記のいずれも、ブロガーとしての成長を阻み、じきにこのネットメディア(私の範囲はブログメディアかな?)の時代を生き残れないと思います。それを裏付けているのが、Google にある、よくあるサイト運営者の10の誤解の中の一つ「誤解 9:一度ランク付けがあがったら、もうサイトに手をつけないほうがいい」の中に記されていました。ネットユーザーは常に進化しているので、過去の成功に胡坐をかくなら、必ず遅れとる、時には取り返しがつかないほど出遅れてしまうことがあるのですね。(サラリーマンに戻るとか。)

サイトやブログの成長をとどめないために

さらにブログやサイトそのものの成長をとどめてしまいかねないという点でも、「イノベーションのジレンマ」の理論は役立つのではないでしょうか。

その参考になる記事として、 WIRED VISIONを上げたいと思います。「ニューヨークタイムズ(NYT)」のネット版より、そのリブログ記事を書いている「Huffington Post」のほうがはるかにアクセス数が多い理由が記されています。

NYTのページが図書館の中へ入っていくようなイメージであるのに対し、HuffPoのページは、タイムズ・スクエアをぶらぶらと散歩しているような印象を与える。HuffPoでは、サイト内のいたるところにある面白そうな記事へのリンクがたくさん用意されている。・・・そして、Facebookの友人たちが読んでいる記事は何か、などだ。他記事へのリンクもたくさんあり、それぞれに写真が付いている。・・・これに比較すると、NYTの記事は「行き止まり」的な印象がある。・・・記事中にあるリンクのほとんどはこのブログ自体の記事だ。写真もほとんどなく、色使いもほとんど無い。

上記のように、「ニューヨークタイムズ(NYT)」は紙の新聞のユーザーにニュース記事を提供するような感覚でネット版を編集していますが、「Huffington Post」は今のネットユーザーの趣向や興味・関心をとらえて大成功を収めています。20110305151912

「ニューヨークタイムズ(NYT)」は新聞メディアとしての過去の成功に胡坐をかいて、イノベーション(革新)ができていないのです。一方、「Huffington Post」はネットの市場をいち早くとらえて、様々な分野の面白いネタを映像付きで、さらに大人気のソーシャルネットワークサービスを活用して、サイト上で交流をはかってもらっていますね。つまりネットユーザーは単に話題の最新情報を得たいだけでなく、楽しみたいとも思っているわけです。その点で「ニューヨークタイムズ(NYT)」は過去の成功が妨げになっているのです。

私もサイトやブログ運営にあたり、イノベーションが立ち遅れないようにしなければならないと感じました。現在のアクセス数(そんなに沢山ではないが)の上に胡坐をかいて、広告の最適化に注意と時間を奪われて記事更新を遅らせたり、小手先のSEO(検索エンジン最適化)に走って、それが裏目に出ないようにしなければならないと感じます。 20110305152111

また、一時的とはいえ検索エンジンからの評価の低下を招きたくないと思うあまり、ブログデザインを変えてもっとユーザーを楽しませること犠牲にするような小心者のままでいたいとは思わないようにしなければなりませんね。

まとめ

では、最後にまとめですが、ブロガーとして、「イノベーションのジレンマ」に陥らないためにできることとして、

  1. サイト更新スピードを緩めない。
  2. 常に最新の話題について、ユーザーに役立つような形で記事を書く。
  3. 楽しんでもらえるようなサイト構成、デザインを積極的に取り入れる。
  4. 検索エンジン最適化にこだわらず、斬新なアイデアを取り入れる。

以上が駆け出しブロガーとして思った、「イノベーションのジレンマ」をブログ運営に適用方法です。ブロガーやサイト運営者にとって少しでもお役に立てれば幸いです。(上記と違う意見があれば、どうぞコメントしてください。)

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