スマートフォンのセキュリティー対策が急を要するようです。独立行政法人IPA(情報処理推進機構)によると、今年に入って100件近くスマートフォン感染が報告されているそうです。いつでもそうですが、実際の数字は氷山の一角で、8:1の法則からいえば、その4倍はあるかも知れません。IPAによる6つの対策を以下に復習してみます。
新しい攻撃
スマートフォンを標的にした不正アクセスやウイルス感染の手法と対策はいたちごっこのようです。うまく侵入したウイルスは、スマートフォンの個人情報や金融機関などを含めたIDやパスワードを外部に流したり、電話帳などを用いてウイルスファイル添付されたメールを第三者に送信したいりして被害を拡大するようです。
その最近の動向に関しては、情報処理推進機構でしょう詳述されていますが、私たちエンドユーザーが心がけるべき6つの対策がITmedia エンタープライズに上手にまとめれていました。その一つである「端末を改造しない。」は一般ユーザーには関係ありませんので、以下の5つになります。
5つの対策
- スマートフォンを常に最新の状態にしておく(アップデート)
常にOSはセキュリティーホールを埋めるために進化を遂げていますから、必ずアップデートの案内に従いたい。自動アップデート設定を解除しないように。 - アプリをインストールする前にアクセス許可を確認
怪しいアクセス許可を求められてきた拒否してインストールを注意したい。 - 信頼できる場所からアプリをインストールする
iPhoneならともかくAndroidアプリは事前審査が行われません。ですからグーグルのアプリ置き場であるアンドロイドマーケットからのみアプリをダウンロードします。 - 総合セキュリティソフトを導入
セキュリティーの役目として、メールチェック、アンチウイルスやアクセス遮断機能など様々なものがありますが、一つですべてセキュリティーをこなす総合ソフトがいいですね。「McAfee Mobile Security」など。 - スマートフォンを小さなPCと考えて管理する
これは「特に企業に当てはまる」とありましが、個人ユーザーにも当てはまりますね。PCと同様に怪しいメールを開いたり、怪しいWebサイトにアクセスしないように心がけたいものです。
これからますますスケータイはマートフォンにとって代わってゆくと同時に、ウイルス被害もうなぎ昇りで増えてゆきます。自己責任でしっかり管理してゆきたいですね。
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