格安SIMや格安スマホを契約する場合、支払い方法はクレジットカードのみのMVNOがほとんど。でもユーザーの中には事情があってクレジットカードが使えない方もいます。そんな場合でもあきらめる必要はありませんよ。最近は口座振替が可能な格安SIMや格安スマホを提供しているMVNOが増えています。以下にクレジットカードがなくても口座引き落としで利用料金を支払えるMVNOを特集します。中でも一番人気のMVNOはあれです。
口座振替に対応した格安SIM 一覧
今時クレジットカードを持ってない方は、それなりの理由があってお持ちでないと思います。お気持ちお察します。何かと不便ですよね。
でもご安心ください。クレジットカードが格安SIM契約に必須だった時代は終わりを告げました。
現時点で口座振替に対応した格安SIMの有名どころをまとめてみましょう。人気度や知名度も大切ですが、口座手続きの難易度、手数料、条件に注目してください。
2017年12月19日時点。
口座振替 手続き難易度 | 人気度 ※1 | 口座振替 手数料 | 口座振替の条件等 | |
---|---|---|---|---|
UQモバイル おすすめ | 簡単(書面で郵送) | 1位 | 無料 | 音声/データSIMいずれも対応。。 詳細ページ au回線 |
楽天モバイル ⇒ 詳細 | 簡単(Webですべて完了) | 2位 | 100円 | 音声/データSIMいずれも対応。 参照ページ。 ドコモ回線。 |
OCN モバイル ONE ⇒ 詳細 | 面倒(書面の郵送) | 3位 | 無料 | 音声/データSIMいずれも対応。 参照ページ。 ドコモ回線。 |
BIGLOBE ⇒ 詳細 | 簡単(Webで完了) | 4位 | 200 円 参考ページ | データSIMのみ対応。ただし固定回線契約者は振替手数料は無料。 参照ページ。 ドコモ/au回線。 |
mineo | 面倒(書面の郵送) | 5位 | 無料 | 音声/データSIMいずれも対応。ただしeo光ネット契約者のみ可能。 参照ページ。 ドコモ/au回線。 |
ワイモバイル | 面倒(書面の郵送) | 6位 | 無料 | 音声/データSIMいずれも対応。 ソフトバンク回線。 |
@モバイルくん | 面倒(書面の郵送) | 圏外 | 無料 | データSIMのみ可能。 参照ページ |
もしもシークス | 面倒(書面の郵送) | 圏外 | 無料 | 音声/データSIMいずれも対応。ただし保証金6,000円必要。解約時に返還。 参照ページ |
ぷららモバイル | 面倒(書面の郵送) 参照ページ | 圏外 | 無料 | 音声/データSIMいずれも対応。ただしプロバイダ契約などの会員のみ可能。 参照ページ |
Tikimo SIM | 面倒(書面の郵送) | 圏外 | 無料 | 1年分の一括払いのみ口座振替対応。 参照ページ |
※1 MVNO「格安SIM」利用者シェア 2016年 (株式会社 ICT総研による)
一部のブログで口座振替に対応しているMVNOとして紹介されている以下のMVNOIは、格安SIMサービスだけはクレジットカード支払いのみとなっています。
■ IIJmio、■ NifMo、■ DMM mobile、■ U-mobile、■ b-mobile、■ UQ mobile、■ FREETEL、■ 0SIM、■ LINEモバイル
口座振替できる格安SIMの中で現在ダントツ人気は の「 UQモバイル」です。UQモバイルは格安SIMの中でauのサブブランドとしての位置づけなので、ワイモバイル同様、 データ無制限+音声通話プランスピードは別格の速さを誇っています。
※ キャッシュバッグもやっています。からどうぞ。 【WEB申込限定】UQモバイル キャッシュバックキャンペーン
口座振替可能な格安SIMとして、UQモバイルの次に人気は「楽天モバイル」です。手数料100円が必要ですが、楽天会員はポイント優遇などかなりの恩恵を受けられます。
ただし、「OCNモバイルONE」の口座振替手続きは書面でのやりとりが必要で開通までにかなりの時間が必要です。一方「楽天モバイル」の口座振替は手続きはWeb上で完結します。
「楽天モバイル」は100円の手数料が必要であるにもかかわらず、とても申し込みが多いのは、それを上回るメリットが多いからのようです。その点は後述します。
以下に人気度順3位までをピックアップしてみます。
UQモバイル ← 1番おすすめ!
ダントツのスピード
ご存じの通り、MVNOの格安SIMの中ではダントツのスピードで大人気の ですが、嬉しいことに2017年9月から口座振替に対応しました。 UQモバイル
※ はドコモ回線ではなく、au回線です。SIMロックされていないSIMフリーのスマホか、auのSIMロックがかかったスマホならSIM単体契約でも利用できます。もちろん UQモバイル からスマホと同時購入も可能です。 UQモバイル
SIMカードだけでも、口座振替できるので、クレジットカードを所持していないユーザーの申し込みが増えています。
- 商品の選択(「端末とSIMカード」または 「SIMカードのみ」)
- プランの選択(「データ通信のみプラン」 または「音声通話付プラン」)
を選択した後に、支払い方法に「口座振替」を選択するだけです。手続きが終了すると、数日中に口座振替申し込み用紙が送付されてきますので、それにもれなく記入するだけです。
以下がプランと料金です。お勧めはなんといっても「その他のプラン」の「」でしょう。 データ無制限+音声通話プラン
デメリット
スピードは文句なしですが、唯一のデメリットはドコモやソフトバンクのSIMロックがかかったスマホは利用できない点です。au回線の格安SIM/スマホだけに仕方ないです。
しかし他のMVNOと違って、回線以外はデメリットはほぼゼロです。SIMだけのプランもあれば、iPhoneSE/iPhone 6sなどのスマホを格安でセット販売されているプラン(5分かけ放題のおしゃべりプランや60分以上無料通話付のぴったりプラン)もあります。
メリット
繰り返しになりますが、メリットは何と言ってもスピードです。格安スマホ・スピードラキングで常時トップです。
UQモバイルはauのサブブランドだけあって、楽天モバイル、IIJmio、OCN ONEモバイル 、BIGLOBE 等のMVNOの追随を全く許していません。
そんなに高速なのに、データ高速プラン(SIMのみ3GB)の980円からです。音声なら1980円/月です。お勧めはなんといっても「」でしょう。auからの乗り換えで一番人気のプランです。 データ無制限(500kbps)+音声通話プラン
料金プラン
UQモバイルは2019年10月1日からは2年縛りなし、つまりいつ解約しても解約金が発生しない以下のプランを導入開始しました。
⬛ スマホプラン
通信量ごとのプランは以下の通りです。
- プランS(3GB):高速データ通信容量3GB/月はSNS中心の使い方なら十分です。しかしYouTubeなどの動画はWi-Fiが接続された状態で視聴したほうがよいプランです。というのは3GBは毎日数十分間 動画を見るだけで使い切ってしまうからです。
- プランM(9GB):高速データ通信容量9GB/月はYouTube(画質 360p)などの動画を毎日1~2時間で使い切ってしまうデータ量です。昼休みに動画を楽しむ生活パターンの方はこのプランを選択しましょう。
- プランL(14GB):高速データ通信容量4GB/月はYouTube(画質 360p)などの動画を毎日3時間で使い切ってしまうデータ量です。自宅にWi-Fi(固定回線)がないユーザーはこのプランを選択したほうがよいでしょう。
上の「スマホプランS/M/L」が基本プランとなります。
お気付きかもしれませんが、UQモバイルの良いところは、音声通話をほとんどしてない方、してもLINE通話しか使っていないみたいなタイプのユーザーにはとてもリーズナブルなプランが提供されているという点です。
必要に応じて以下の2つの通話オプションを追加することが可能です。(当然ですが、以下の通話オプションを付けなければ通話料は30秒20円となります。)
⬛ 通話オプション
- かけ放題(24時間いつでも):1回の通話時間に制限のないかけ放題です。月額 1700円。au/ドコモ/ソフトバンクの同オプションと同じ料金設定です。
- 10分かけ放題:1回の通話が10分以内なら通話料は無料です。au/ドコモ/ソフトバンクの5分かけ放題(ライト)を”少し足りない”と感じていた方は、このUQモバイルの10分かけ放題はぴったりかもしれません。
- 通話パック(60分/月):時々1回10分以上の通話をする方はこの通話パックはちょうどよい音声オプションです。
⬛ UQモバイルの他のメリット
- データくりこし:余った高速データ通信量は翌月に繰り越され、翌月はこの繰り越されたデータ量から消費されます。
- 節約モード:通常は「ターボON」(高速モード)で契約データ量を消費します。しかしいつでも好きな時にデータ量を消費しない「ターボOFF」(節約モード)に切り替え可能です。節約モードでもSNSや音楽ストリーミングでも十分楽しめる 300kbpsの速度は出ますよ。
なお 申し込み途中で、「ご請求情報入力」が出て来たら、以下のように「口座振替(銀行)」または「自動振込(郵便局)」をご選択ください。
楽天モバイル
「楽天モバイル」はドコモのモバイル回線を利用したMVNOです。格安SIMでは後発組でしたが、最近は人気が急上昇しており、MVNO「格安SIM」利用者シェア いることで知られており、キャリヤのサブブランドであるUQモバイルやワイモバイルを除いて2016年の「格安SIM」利用者シェアでトップに踊り出ました。
そして2016年11月からついに口座振替に対応しました。
■ 公式ページで確認する ⇒ 楽天モバイル
それまでは、本人名義のクレジットカード、デビットカード(楽天銀行/スルガ銀行のみ)しか利用できなかったのですが、2016年11月から支払い方法に口座振替が含まれるようになりました。そのおかげでクレジットカードを使えないユーザーのキャリアからの乗り換え(MVNO)増えているようです。
私も最近、ドコモを解約して「楽天モバイル」にMNPしました。複雑な手続きが必要かと思ったら、Web上であっけなく完了しました。
口座振替の申し込み手続きは書面での手続きは必要ありません。「楽天モバイル」をWebで申し込む途中で表示される「お支払い方法の選択」から選択可能ですよ。即座に口座振替申し込みが終了します。
唯一のデメリット
後述するように「楽天モバイル」のメリットはとても多いですが、唯一のデメリットを最初に挙げておきます。それは、楽天モバイルの口座振替手数料を選択すると 月額100円多く請求されることです。
たとえば、データSIM(SMSなし)の最低料金プランは「ベーシックプラン」は通常 月額 525円 ですが、口座振替手数料プラス100円で合計625円となります。 次にお安い900円の「3.1GBプラン」なら合計 1000円となるわけですね。私はこのプランを選択しました。(税別 2016/11/08時点)
メリットは多い
しかし「楽天モバイル」には他の格安SIM/格安スマホにはない数多くのメリットがあります。
参照 格安スマホなら楽天モバイルがおすすめな9つの理由!口座振替に対応済み
たとえば、口座振替に対応している他の格安SIMにはない、20GB や 30GB などの大容量プランを手ごろな価格で提供しています。
楽天モバイルの料金プランは大きく分けて2つ
■ 楽天モバイルー料金プラン
- 新「スーパーホーダイ・プラン」(おすすめ)
- 「組み合わせ・プラン」
■1.新「スーパーホーダイ」プラン(おすすめ)の3大メリット
メリット1
月の高速データ容量を使い切ると自動でスピードが制限される、または節約のため手動で選択できる「低速モード」でも、1Mbps(1000kbps)が維持され、しかも使い放題。Youtube動画も音楽もストリーミング再生でもたつきなく楽しめます。ただし、12時~13時、18時~19時の混雑時は300kbpsに制限されます。それでも評判(口コミ)は最高です。
メリット2
音声通話10分かけ放題付き。
メリット3
楽天会員なら最初の2年間大幅割引が受けられる。最大毎月1500円引きで、プランSなら月額980円から利用可能。
では楽天モバイル「スーパーホーダイ」の具体的な料金プランをみていきましょう。
月額基本料
- プランS(2GB)・・・2980円/月
- プランM(6GB)・・・3980円/月
- プランL(14GB)・・・5980円/月
- プランLL(24GB)・・・6980円/月
【楽天会員割】・・・2年間 500円引き。加えて「ダイヤモンド会員」なら最初の1年間は毎月さらに 500円引き。
【長期割】・・・楽天会員割に加えて、「2年契約」なら2年間毎月 500円引き。「3年契約」なら2年間毎月 1000円 引き。
【例】楽天会員として「プランS(2GB)」を3年で契約するなら、最初の2年間は毎月1500円引きで利用料金は 1480 円/月に、3年目以降は2980円/月です。
なお、「スーパーホーダイ・プラン」も以下に説明するもう一つのプラン「組み合わせ・プラン」の「通話SIM」は自動更新なしの最低利用期間(契約期間)があり、契約期間内に解約すると解約金 9800円が請求されます。しかし自動更新はありませんので、契約期間が終了すればいつ解約しても解約金はかかりません。いわゆる2年縛り とは違います。
・ 公式ページで確認してみる ⇛ 楽天モバイル スーパーホーダイ
■ 2.「組み合わせ・プラン」
プラン名 | 通話SIM | 050データSIM (SMS 有)※1 | データSIM (SMS 無) |
---|---|---|---|
ベーシック(200kbps) | 1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GB | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GB | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GB | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GB | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GB | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
「組み合わせ・プラン」の注意点
1.「050データSIM」はアプリ「Viber」を利用した050から始まる電話番号で無料で音声通話可能。ただし携帯電話へは 9.98円分、固定電話へは3.05円。
2.高速通信容量を超えた場合月末まで、200kbpsに制限されます。「スーパーホーダイ」プランの制限モード下のスピード 1Mbps(1000kbps)に比べるとかなりきついスピード制限です。筆者自身、この制限下で試しにYouTubeを見れるか確認してみましが、低画質動画でさえ見れたものではありませんでした。かろうじてメールやウェブ検索ができるくらいです。
3.月額 850円で「楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル」オプションを付帯できます。オプションの適用を受けるには、通常でも通話料が半額になる「楽天でんわ」アプリを経由する必要あり。
■ 2プランに共通する特典
以下は上記の2つのプラン、すなわち 1.新「スーパーホーダイ・プラン」と 2.「組み合わせ・プラン」に共通する特典です。
- データ量プランは毎月変更可能です。
- 余ったデータ通信量は翌月に持ち越し可能。
- 「高速モード」「低速モード」切り替え可能。
- 口座振替可能。ただし月額100円に手数料必要。
■ 2プランに共通する注意点
料金の日割りはありません。課金開始は新規の場合はSIMが手元に到着した日、
MNPは開通受付センターに連絡し開通した日からです。たとえば7月29日に課金が開始しても7月分が満額請求されます。これはMNPする場合にかなり負担が大きいといえます。MNPする月は転出元だけでなく転入先(楽天モバイル)にも一月分をまるごと支払う必要があります。けっこうきついですね。以前は無料だったのにね。
■ 結論:格安スマホ(MVNO)の中で楽天モバイルの「スーパーホーダイ」は一番おすすめです。
公式ページで確認する ⇒ 楽天モバイル
また、楽天モバイルは格安スマホが多数ラインナップされており、楽天らしく、しばしば高スペックな格安スマホがかなり値下げ販売されています。
■ 公式ページで確認する ⇒ 楽天モバイル
おまけに楽天でお買い物をする方にはうれしいポイント付与があります。月額基本料金の支払いは楽天スーパーポイントが付与対象ですし、通常の楽天での買い物はポイント2倍になります。楽天を利用する頻度が高いユーザーにはちょっぴりうれしいですね。
さらに貯まったポイントは楽天モバイルの月額料金に充当可能です。楽天でしばしば買い物をする私個人にはこれが楽天モバイルを選ぶ最大の理由です。(訂正:口座振替を選択した場合は、楽天スーパーポイントでの支払いを選択できません。)
以上のように、楽天モバイルは楽天でネットショッピングするユーザーにはメリットが極めて大きいことが、MVNOで急速にシェアを伸ばし、ユーザー満足度でナンバーワンに躍り出た理由となっています。
そういうわけでクレカ不要で口座振替可能な格安SIM/スマホ選びなら安心して利用できる楽天モバイル一択でしょう。もちろんドコモからのMNPにも素早く対応してくれます。自宅でのMNP手続は音声通話を利用できない期間がありません。
■ 公式ページで確認する ⇒ 楽天モバイル
私が実際にドコモから「楽天モバイル」に乗り換えた時に手順を以下の記事でまとめています。
参照 ドコモ「2年縛り」と解約金を詳しく解説!格安スマホへMNPは簡単だった!
OCN モバイル ONE
口座振替可能なおすすめ格安SIM/格安スマホで「楽天モバイル」の次におすすめなのは、「OCN モバイル ONE」でしょう。私も使っていました。現在私の家族や友人の数名も口座振替で使っています。
口座振替手数料100円/月が必要な「楽天モバイル」と違って「OCN モバイル ONE」は手数料は不要です。
「OCN モバイル ONE」はOCNというビッグなプロバイダーが提供しているLTE対応SIMカードです。最近データ量の繰り越し(翌日、翌月)サービスを始めたお得なデータ通信サービスです。
NVNO業界での人気度は最近楽天モバイルに抜かれて第2位に。(ちなみに第3位はIIJmio。)サービス体制は万全です。私も家族分と合わせて2枚利用していました。料金は月額900円(税抜)で1日110MBで利用できるプランから、30GB まで利用できる上位プランまでそろっています。
2017/02/02時点
コース | 音声SIM ※1 | データSIM ※ 2 |
---|---|---|
110MB/日 | 1,600円 | 900円 |
170MB/日 | 2,080円 | 1,380円 |
3GB/月 | 1,800円 | 1,100円 |
6GB/月 | 2,150円 | 1,450円 |
10GB/月 | 3,000円 | 2,300円 |
20GB/月 | 4,850円 | 4,150円 |
30GB/月 | 6,750円 | 6,050円 |
500kbps | 2,500円 | 1,800円 |
※ 1 2017年4月30日までのキャンペーンで、音声SIMが2か月間700円引き。
※ 2 SMS対応SIMなら 月額料金は120円加算。
■ SIMカードは1契約で5枚まで。
■ 低速/高速切り替え可能(ターボ機能)。
■ 残った基本通信容量は、翌日または翌月まで繰り越し可能。
■ 口座振替可能。電話連絡必要。
■ 月850円で「OCN電話 10分かけ放題」オプションあり。
通話SIMは 「110MB/日コース」で月額1600円からです。
OCNが「楽天モバイル」より優れている点は、オプション料金がたったの850円で「OCN 電話 10分かけ放題」オプションに加入できる点です。最近まで同額で「5分かけ放題」だったのが、料金据え置きで無料時間が5分から10分へ伸びました。すごすぎです。
上記の「110MB/日コース」に「10分かけ放題」オプションを付けると、月額2,450円 です。いいじゃないですか?
他のMVNOは月ごとに最大データ通信量が決められているのに対し、「110MB/日コース」みたいに、1日ごとに制限を設けています。
”1日ごとに制限”、これがなぜいいのか?
それは月の初めにYouTube見まくって、月の半ばにはすでに上限に達し、リセットされる来月月までは超低速でしか通信できない、みたいなことが避けられます。「110MB/日コース」は翌日にはリセットされていますから。計画性のない方はOCNを断然おすすめします。
月ごとにプランを変更したい場合、アプリ(ネット)から簡単に変更可能です。手数料など一切必要としません。
ゆうちょ銀行をはじめ、ほとんどの金融機関の口座振替に対応していますのでクレジットカードの無い方も利用可能です。
音声付きSIMやデータ通信専用SIMだけでなく、格安スマホもセットで月額1980円という驚きの価格で利用できます。
公式ページ ⇒ 「OCN モバイル ONE」
でも手持ちのドコモのスマホがある場合は、音声SIMやデータ通信専用SIMがあればいいですよね。
「OCN モバイル ONE」の場合、開通手続きと口座振替の手続きは以下の通りです。
SIMカード(音声通話SIMならパッケージのみ)が届いてから、OCNコールセンター0120-506506 に電話し、口座振替申し込み用紙を送付してもらい、口座情報を記入後返送します。(開通までの時間を節約するために、早めに電話して口座振替申し込み用紙を送付してもらっておくことも可能です。)
口座振替申し込みを郵送で済ませたた後 数日中にOCNから確認電話が入りますので、お手持ちのSIMカードの情報(発信番号と端末製造番号)を伝えて手続きが完了、開通します。
実際に使えるまで日数がかかりますが、クレジットカードは無しでOK、不要です。(手続が完了したら数日でOCN会員証が届き、その中に 認証IDとパスワードが記されています。その接続情報が端末のセットアップ時に必要な場合があります。)
参考お支払い・請求に関するご案内 | 料金・お支払い | 会員サポート | マイページ
公式ページ ⇒ 「OCN モバイル ONE」
BIGLOBE
口座振替に対応する格安スマホ/格安SIMのうち3番目に紹介するのは、「BIGLOBE LTE・3G」です。
SIMには音声通話SIMとデータSIMがありますが、データSIMのみ口座振替可能です。
※ どうしても音声通話SIMを口座振替にしたい場合、一度データSIMを口座振替で申し込み、それから契約変更するという手段もあります。これはBIGLOBE公式見解です。ただし、データSIM専用から音声通話SIMへ変更するには、手数料3000円必要となります。代償が大きいですね。
「BIGLOBE LTE・3G」 から新規でデータ通信専用SIMを申し込むとクレジットカードなしで口座振替が可能です。
ただしプロバイダ契約など既存のBIGLOBE会員でないと 口座引き落し手数料200円が必要です。音声通話SIMの新規での申込みはクレジットカードのみとなっています。
2018/1/22時点
■ タイプD・・・ドコモ回線(ドコモのSIMロックがかかったスマホやSIMフリースマホを利用できます。)
■ タイプA・・・au回線(auのSIMロックがかかったスマホやSIMフリースマホを利用できます。)
プラン名 | 音声通話 タイプD/A | データSIM タイプD | SMS付データSIM タイプD/A | シェアSIM 最大枚数 |
---|---|---|---|---|
音声スタート(1GB) | 1,400円 | ー | ー | ー |
3G | 1,600円 | 900円 | 1,020円 | ー |
6G | 2,150円 | 1,450円 | 1,570円 | 4 |
12G | 3,400円 | 2,700円 | 2,820円 | 4 |
20G | 5,200円 | 4,500円 | 4,620円 | 4 |
30G | 7,450円 | 6,750円 | 6,870円 | 4 |
■ 口座振替可能。ただしデータSIMのみ。翌月以降に音声通話SIMに切り替えことで音声通話でも口座振替可能。
■ データ通信/音声通話SIMによるシェアSIM可能。
■ 月額650円加算で「通話パック60」(60分の通話)や「3分かけ放題」などの通話オプションあり。
■ シェアSIMは、追加手数料3,000円、SIMカード準備料394円が必要。さらにデータSIM1枚あたり200円/月、SMS付は320円/月、音声通話SIMは 900円/月が請求されます。
「BIGLOBE LTE・3G」の口座振替は何かと不便ですから、上記の「楽天モバイル」や「OCN モバイル ONE」が便利かもしれません。
ほかにも口座振替可能なプロバイダ系列のMVNOがありますが、おススメは上記の3社じゃないでしょうか。特に人気 NO.1である「楽天モバイル」はこれからサービスがいっそう充実しそうですから特におすすめですね。
■ 公式ページで確認する ⇒ 楽天モバイル
デビッドカードやプリペイドカードで支払える格安SIM
「クレジットカードは持っていなくても、デビッドカードは持っているので、それで支払える格安SIMサービスはないのか?」
という話も残っていますね。
デビッドカード派の方に朗報ですよ。以下のMVNOは格安SIMの月々の支払いにデビッドカードが対応しています。
- 楽天モバイル
- mineo
- OCN モバイル ONE
- UQ mobile
さらに朗報です。LINE派の皆さんは「LINE Pay」で支払える「LINE モバイル」が利用可能です。いわゆるプリペイドカードです。チャージ(前払い)して使うアレです。
だだし、あらかじめ「LINE Pay カード」を発行し銀行口座を登録、そこからチャージしておくことが必要ですよ。(参照ページ)
発行しやすいクレジットカードとは
クレジットカードしか対応していない格安SIMが圧倒的に多いのは、口座振替しかできないユーザーにとって選択肢が減るのでとても不便です。
しかもクレジットカードを発行できない方、またクレジットカードを持ちたくない人がかなりの数に上るようです。私の友人もそうです。
「クレジットカードぐらい作れよ!」といいたいのですが、クレジットカードと聞くだけで恐怖心にも似た面倒さを感じるとか。
中には金融機関の信用情報がブラックでクレジットカードを利用できない方もいます。人それぞれです。
その友人は ドコモの iPhone をMNP(電話番号持ち出し)して格安SIMで使うか、iPhone をオークションで販売し、格安スマホを所有したいとのこと。(実は私も最近そうしました。その経緯と方法は ドコモ「2年縛り」と解約金を詳しく解説!格安スマホへMNPは簡単だった! の記事で書いております。)
でもすでに述べた通り、格安SIM/スマホの毎月の支払いはクレジットカードのみしか受け付けていないMVNOが圧倒的に多いんですよね。しかもデビッドカードに対応している格安SIMもわずか。
最近ボチボチ、口座振替に対応するMVNOが増えているのは朗報ですが、やはりクレジットカードを作ったほうがなにかと便利です。
ですからこの機会に、クレジットカードの発行をお勧めします。
発行しやすいおすすめなクレジットカードとしては楽天カードがナンバーワンであることはよく知られています。楽天カードを利用するなら、やっぱり「楽天カード 」でしょう。SIM利用料金を楽天スーパーポイントで支払えるので精神的にかなり楽になっています。私のことですが・・・。
参照楽天カードで生活費を節約する方法!それは楽天スーパーポイントの交換に秘策あり。
以上がクレジットカードを所持していないユーザーでも、つまり口座振替で支払が可能なMVNO特集でした。一番おすすめはやっぱり何かと か UQモバイル 楽天モバイル ですよ。
コメント
すごく参考になりました 思わずお気に入りに 保存しました
はじめまして。
本日、「OCN モバイル ONE」をAmazon で¥1,371で購入し、OCNコールセンターに電話して口座振替を申しこんだところ、Amazon 購入の場合は口座振替での受付は無理と断られました。OCNに直接申し込みであれば可能とのことでした(¥3,240はかかります)。
とりあえず情報まで。
コメントありがとうございました。関さんが「Amazon 購入の場合は口座振替での受付は無理と断られました。」とのことですが、今(2015年04月07日10時05分)にカスタマーズフロント(0120-506-506 内線1-1)へ問い合わせたところ、「アマゾンで購入した OCN モバイル ONE のSIMカードでも、口座振替申込み用紙を郵送・返送したのち、確認の電話でSIMカード情報を伝えていただければ、開通手続きを行えます。直接 OCNからSIMカードを入手する必要はありません。」とのことでした。今一度確認なさってください。
Amamoさま
わざわざOCNへご確認いただき、お手数をお掛けしました。ありがとうございます。
本日、再度電話にて確認しましたが、やはりダメでした・・・。アマゾンで購入というより、、私が購入した「OCN モバイル ONE」自体がネット手続き専用となっていて、口座振替を希望する場合は、直接OCNへ問い合わせる必要があるとのことでした。
私が購入したSIMパッケージは『音声対応SIM』でして、購入時点では、SIMは入っておらず、手続き後にOCNから送付されるようでして、Amamoさまがご案内されているもの(コース)とは違うようです。データ通信に特化したSIMパッケージですと、恐らくアマゾン等から購入時点でSIMカードが同封されている状態かと思いますので、Amamoさまが書かれている手順で、手続きが可能かと思われます。結論として、『音声対応SIM』で口座振替を希望する場合は、事前にSIMパッケージを準備する必要がなく、直接OCN電話すれば良いことになります(別途¥3,240はかかるようですが・・・)。
まぁ、初期費用をできるだけ安くと思い、早とちりでSIMパッケージを購入し、結局無駄になりましたが、とりあえず本日の電話で口座振替手続きの用紙は送付いただくことになり、手続きは進められそうです。
お騒がせしまして、申し訳ありませんでした。
おわりに、格安SIM導入に際し、Amamoさまのブログが非常に参考になったこと、改めて御礼申し上げます。
長文にて失礼いたしました。
丁度購入しようと考えていたところでした。
しかし関さんと同じような事を友人に言われ
直接申し込むかどうかの瀬戸際でした。
とても参考になるブログ記事で本当に助かりました。
ありがとうございました。
大変参考になりました。ありがとうございます。
ひとつ気になったのですが、口座振替の申請書類を返送したあと、OCNからの電話でsimの情報を伝えれば開通ということですが、この段階で完全にそのsimはデータ通信ができるようになるという解釈でよろしいのでしょうか?
ブログ管理人より。
コメントありがとうございました。
私はこの方法で2回開通させましたが、一度目は電話確認して数時間後から、SIMカードパッケージに記載されている接続情報で開通しました。2度目(今から3か月前)は、それでは無理で、数日後に送付されてきたOCNの会員情報に記載されている接続情報を入力して初めて通信可能になりました。現在では後者の段階で初めて通信可能になると考えてよいかもしれません。
音声通話シムの場合電話番号て新たにくれるのでしょうか?
新たな番号もらえますよ。
自分も口座振替を希望してます。昨日OCNへ電話をかけ問合せした所、上司の判断で口座振替の手続きが出来るそうです。話によると1月前から1月半位までに電話でOCNへ直接、申し込みをして下さいと言ってました。出来ればカード払いが良いみたいでしが、自分の様に審査が通らずクレジットカード、デビットカードが作れない者にとって口座振替が助かります。ちなみに会社員で一定の収入があり1度も自己破産、多重債務、支払い遅れ等も無いのにカード審査が通りませんでした。
当方、Amazonで音声SIMのパッケージを購入した者ですが、口座振替ができています。
そもそも「Amazonで購入したんですが~」と申し出る必要もなく、「パッケージはお持ちですか?」⇒「はい」⇒「番号を教えて下さい」⇒「○○○○です」⇒「確認できました」⇒「口座振替したいんですが…」⇒「では用紙をお送りいたします。」という流れで手続きが普通に進みました。
同じ音声SIMパッケージでもAmazon販売版とOCN版のように商品が違うのであれば仕方ないですが、全く同じ商品なのに「Amazonで買ったらダメで、OCNで買ったらOKで、ヨドバシで買ったらこうで、店頭購入だとこうで~」というような応対差をつけていれば、それこそ大問題です。
ただ、お断りの電話を受けた方もいらっしゃる以上、もしお断りの提案をされた場合は電話をかけなおす(カスタマーセンターのお姉さんを変える)のがいいかもしれませんね。