Evernote(エバーノート)がかなり気合いの入ったサービスを登場させました。「ノートリンク」というもので、どこにでも自分の特定のノートへのリンクを、カレンダーやスケジュール帳アプリ、Wordなどに貼り付けていつでもノートを参照できる機能です。
- では、「ノートリンク」の使い方とは?
このサービスはバージョンアップされたエバーノート専用のデスクトップ・クライアントソフトをインストールして使える機能です。 Evernote日本語版ブログ
上記の記事によると「ノートリンク」は「たった一つの機能が、Evernoteを使うすべてのユーザーにとってEvernoteを劇的に便利にする可能性を秘めていることはさほど多くありません。」と評されており、エバーノートを多用しているユーザーにとってはかなり便利になること請け合いのようです。
「ノートリンク」の使い方とは
Windows版「Evernote for Windows」の以下の部分から最新版をダウンロード・インストールします。
バージョンはEvernote_4.4.XXXです。
ユーザー名とパスワードをアプリに記憶させます。(ここで手間取っていると、左のエバーノートの解説のフラッシュが動作し始めて、早口言葉のようなスピードでエバーノートの優れた機能紹介を聞かなければならなくなりますよ。)
最初の起動はWebブラウザ版との同期(エバーノートのサーバーとの同期)が行われまますので時間がかかります。(おそらくPCに初めて「Evernote for Windows」をインストールした場合のみです。すでにインストールしている方でバージョンアップした場合はすぐに以前に記憶したノートが復元されると思います。)
やっとバージョンアップ版の「Evernote for Windows」が起動してノートが復元されました。
さて、「リンクノート」の使い方を紹介します。まず、リマインダーとしてエバーノートに保存したいWebサイトがある場合を例にしてです。
以下は6月19日にユーストリーム(USTREAM)で配信されるホンダの新車「フィット シャトル ハイブリッド」の発表会のライブ映像情報です。見逃したくないので、エバーノートにクリップさせます。
(Firefoxのアドオンで右クリックしてエバーノートにクリップさせる方法を用いますので、アドオンをまだインストールしていない方はFirefoxでエバーノートを参考にしてインストールして下さい。)
以下のようにWebページ上でテキストを選択して、右クリックしてショートカットメニューから「Evernoteに追加」をクリックします。
以下のように「新規クリップ」が立ち上がりますので、タイトルやタグを後で読んで分かるように入力します。最後に「ノートを追加」を押します。
以下のようにノートに追加されました。ではこのノートへのリンクを他のアプリケーションでも参照できるように作成します。以下のように右クリックして「ノートリンクをコピー」をクリックします。
同期を忘れていたので、以下の案内が現れました。「今すぐ同期する」をクリック。
さてそのノートURLをカレンダーやスケジュール帳、他のアプリのテキスト入力化の可能な部分にコピーします。以下は「Word」にリンクを貼り付けた場合です。
後でノートを参照したい場合、以下のように「Ctrl」キーを押しながらマウスで左クリックすると、「Evernote for Windows」が立ち上がり、リンク先の該当する個別ノート(ここではユーストリーム内でのホンダの新車発表会の覚書)が開きます。
エバーノート(Evernote)の今回の新たな機能「リンクノート」で他のアプリケーションとの連動が可能になり、エバーノート利用者をさらに引き留めておくことが可能になったようです。まだご使用になっていない方はからお試しあれ。
コメント
私はエクセルにノートリンクを張り付けてブログのネタの管理に使用しています。
エクセルでノートリンクをクリックしたときのセキュリティに関する通知を表示させない方法はなにかあるのでしょうか?