iPadの3Gデータ通信（携帯通信）はドコモのＳＩＭカードで可能に！ソフトバンクの出方は？iPadの3Gキャリア？

iPadが日本で販売が遅れた理由が、今日のニュースと関係がるような気がしてなりません。「ｉＰａｄ」（アップル）」・・・３Ｇ回線はソフトバンク、ドコモ、au?の記事でも書きましたが、iPadの３Ｇデータ通信は日本の３キャリア（ドコモ、au、Softbank)のどことタイアップするかが注目されていました。どうやら、ＮＴＴのドコモ（ミニＳＩＭカードでデータ通信可能に）が先手を売ったようです。しかし、ソフトバンクもiPad市場に参入しそうです。なぜ？ （５月８日追記：iPadの３ＧキャリアについてはiPadはソフトバンクで予約受付・販売に決定！３Ｇのデータ定額プランをご覧下さい。）

5月20日追記：appleはiPadにSIMロックを掛けない予定でしたが、ソフトバンク独占なりSIMロックを掛けるようになりました。

ＮＴＴドコモのＳＩＭカードで可能

最近ＳＩＭカードがなにかと話題ですね。日本のケータイ市場のガラパゴス化と揶揄されるほど、ケータイ各社はユーザーの囲い込みにＳＩＭロックを採用しています。つまり、各社の専用携帯端末のみしか使えないということです。

しかし、政府 総務省はＳＩＭロック解除を携帯各社に要請しており、ドコモ、au、ソフトバンクも大筋認めているという。

iPadはこの路線をタイミングよく利用して日本の市場を拡大しようとしている。iPadの日本発売が遅れた理由になるかどうかわからないが、携帯ロック解除要請が出された後に、iPadの日本での販売は一か月遅れた。あまりにもタイミングがいいね。携帯ロック機能があれば、日本の携帯３キャリアのどこかと専属契約を結んで販売しなけらばなりませんでしたが、その必要はなくなったわけです。

ＮＴＴドコモはすでに先手を打って、iPad用にデータ通信可能のミニＳＩＭカードを製造、販売の計画を打ち出している。つまりiPad専用のミニＳＩＭカードを３Ｇ可能なiPadに差し込みさえすれば、携帯電話回線（３Ｇ）でデータ通信、パケット通信が可能になるのですね。auやソフトバンクに対して先手を打ったのだ。

ドコモの山田社長は、よほどiPhoneでソフトバンクに負けたのが悔しかったのだろう！iPadが初めからＳＩＭロックフリーで売り出すことに乗じて、速攻でiPad用のミニＳＩＭカードの開発、販売にこぎつけたようです。

ソフトバンクやauのiPadの市場に食い入るか？

当然ソフトバンクの孫社長は手を打っているはずだ。日本の独特の携帯端末の売り方ではiPadを売れないことはすでに分かっていたはずだ。（ＳＩＭロック解除が要請されいるので）。ですからＮＴＴドコモのようにiPadを念頭において３Ｇデータ通信用のＳＩＭカードを作成しているはずだ。ドコモに発表を越されたことから、iPadとソフトバンクの結びつきのイメージを作り出すために、大々的に宣伝を計画するしかない！

ソフトバンクの３Ｇ回線を使ってもらうためには、回線使用料金でＮＴＴドコモに差別化するしか、iPadを取りこむ手段はないはずだ。コンテンツ重視という路線は、iPadには通用しないのは、アイパッドストアでのみしかアプリやコンテンツが楽しめないのだ。

auの通信形態はドコモやソフトバンクのと違うので、iPadがauの回線を使えるかどうかは分からない？auファンとして私たち家族は益々、取り残さているような気がする！

5月20日追記：appleはiPadにSIMロックを掛けない予定でしたが、ソフトバンク独占なりSIMロックを掛けるようになりました。

ＮＴＴドコモの山田隆持社長は２８日の決算会見で、米アップルの新端末「ｉＰａｄ」向けにミニＳＩＭカードを販売する方針を明らかにした。山田社長によると、米アップルが今年１月、「ｉＰａｄはＳＩＭロックフリーで発売したい」と表明していたことを受けて、準備を進めているという。ｉＰａｄはすでに米国では発売されているが、日本国内では５月下旬に発売される予定。

＜ＮＴＴドコモ＞ｉＰａｄ向けＳＩＭカード販売へ（毎日新聞） – Yahoo!ニュース