iOS 7 上で キャリアプロファイル「ドコモ16.2」更新分から利用できなくなっていたMVNOによるテザリングですが、恐る恐る iOS 8.02 に更新してみると、テザリングが利用できるようになりました。気分的に絶好調です。以下にその方法をメモ。
2014年10月21日追記:iOS 8.1 がリリースされ、早速アップデートしましたが、「OCN モバイル ONE」でテザリングが可能であることを確認しました。さらに、「Instant Hotspot(インスタント・ホットスポット)」の挙動も安定するようになりました。詳細は以下からどうぞ。
テザリング不能
「ドコモがMVNOをつぶしにかかった!」とネットで騒がれたいた理由は、今年初夏に起きたテザリング不能状況。キャリアプロファイル「ドコモ16.2」が元凶でした。そのために私は必死に iPad mini Retina のキャリアプロファイル更新に抵抗して 「ドコモ16.1」のままでなんとか切り抜けました。
しかし iOS 8 をどうしても利用したく、テザリング問題が解決されているかどうかを調査開始。SIMはMVNOの「OCN モバイル ONE 」を利用していますが、その動作確認ページにはっきりと記述がありません。
しかし、MVNOのIIJmioのブログ てくろぐ: iOS 8.0とIIJmio iPhone・iPad全機種動作確認 では、SIMフリー版 iPad mini Retina は iOS 8.0x でテザリングOKであることが確認されています。
iOS 8.02 はテザリングOKのはずだけど?
「同じドコモのMVNOなので 『OCN モバイル ONE』もできるはずだ!」と考え、勇気を振り絞って iOS 8.02 にバージョンアップしました。
1時間近く経過して無事に更新が終了し、すぐに「モバイルデータ通信」から「インターネット共有を設定」を「ON」へ!
しかし、「このアカウントで”インターネット共有”をオンにするには、ドコモに問い合わせてください。」との表示。「なんでやねん!」まさに悪夢!
APN構成プロファイルのインストールは必須
もしかして、以前の手動でのAPN設定だけではテザリングが使えないのかもしれないと思い、動作確認済みデータ端末一覧 | OCN モバイル ONE からAPN構成プロファイルをダウンロードしてインストールすると、見事テザリングが利用できるようになりました。その手順は以下のとおり。
iPad mini Retina のブラウザ「Safri」から動作確認済みデータ端末一覧 | OCN モバイル ONE へアクセスし、「iPad mini Retina」の欄にある「構成プロファイル」をタップ。
画面の案内に従ってインストールします。
iPad mini の「設定」⇒「一般」⇒「プロファイル」で確認すると、「OCN(LTE)」というプロファイルがしっかりインストールされていました。
再び「インターネット共有」接続を試みると、無事にテザリングが可能になりました。元気倍増!
しっかり、そのiPad経由でiPhoneをネット接続できました。
ところでキャリアプロファイルはどうなったの?と思い調べてみると「ドコモ17.0」にアップデートされていました。
以上、 iOS 8.02 をインストールした iPad mini Retina (SIMフリーモデル)でテザリングを可能にする設定方法でした。次に テザリングで自動接続できる「Instant Hotspot」という iOS 8 の新たな機能を上記のiPad mini と 手持ちのiPhone で試してみます。
コメント
すごい! iPadminiがテザリングできるなんて知りませんでした。
私もOCNモバイルワンに注目しているのですが、iPadmini経由でMacbookもネット接続できるという事でしょうか?それともiPadmini経由でネット接続できるのはiPhoneかiPadだけなんてことはないのかな。
もしご存知でしたらご教授下さい
コメント頂きありがとうございました。
ご質問の件ですがiPadmini経由でMacbookも普通にネット接続可能です。