ドコモ、次期アイフォン「iPhone 5S(仮)」導入すべきとの幹部の意見ありと日経新聞で報道!価格競争に期待

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2012年11月で契約数か減少に転じてしまったドコモですが、次期アイフォンである「iPhone 5S(仮)」の導入を検討せざるを得ないというドコモ幹部の意見があることが判明したと、日経新聞が報じています。もしそうなれば、アイフォンが携帯大手3社から出そろうことになり、価格競争に拍車がかかることが期待されますね。

NTTドコモの契約件数を減少に転じさせたiPhone5

 
 

今回の日経の報道も、「ドコモ」と「アイフォン」をキーワードにした言わば”釣りネタ”的な要素が含まれている印象はぬぐえませんが、ドコモの実情を考えれば誰も真っ向から否定する気にはなれそうにもありません。

携帯電話大手3社の契約件数はiPhone 5が発売された9月を境に大きく変動しています。9月全体ではKDDIの一人勝ち、10月から11月にかけてはソフトバンクが販売強化策を打ち出し盛り返しています。

しかしNTTドコモだけは9月以降に純増が急落して、11月にはマイナスに転じているのです。かなりのNTTユーザーがiPhone5を目当てにauやソフトバンクに乗り換えているわけです。天下のドコモはどこへやら・・・。image

日経新聞が報じたところによると、

「来年以降のiPhone導入を考えざるを得ない」(ドコモ幹部)との声が上がっている。

とドコモ幹部の声を報じ、今後の経営戦略に関して次期アイフォン「iPone 5S(仮)」導入すべきとの内部的意見が強いことが分かります。2012/12/7 日本経済新聞 電子版

ドコモがハード(機種)よりコンテンツ重視の戦略を貫きたい気持ちはわかりますが、現時点で消費者のニーズはアップルのアイフォンそのものである、という現実を直視しなければならない状況に来ているようですね。

同報道によれば、仮にドコモが「iPhone 5S」の導入を検討する場合、製造元のアップルが要求してくるアイフォン売り上げ比率を目標にできるかどうかが課題であるとしています。しかし背に腹は代えられない状況ゆえに、ドコモの経営陣はアップルの要求を丸呑みせざるを得なくなるかもしれませね。

いずれしろドコモがアイフォン導入した暁には、回線品質では太刀打ちできないauとソフトバンクが価格で競争してくることが期待できそうですね。その点、毎月のパケット定額料金が高すぎると悲鳴を上げている私のようなユーザーは、大いに気になるところです。

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