DMM mobile を解約する方法と注意点とは?忘れずに完全退会も

iPhone で利用してきた DMM mobile を解約することになりました。 PC,モバイル

※ 記事には一部広告が含まれています。

準MVNOとしてIIJの回線を3次売りしている DMM mobile を解約しました。なぜならauのサブブランドである UQモバイル がDMM mobileを含めた他のドコモ系のMVNOの5倍から10倍速く、しかも料金はほぼ同じだったからです。それで、DMM mobileの解約方法を以下にメモします。注意点はDMM mobile(モバイル)の解約が成立しても、アカウント情報が残っているので、完全退会するためにはもう一つの手続きが必要です。その完全退会も含めて以下にDMM mobile 解約する場合の解約金や注意点をメモしておきます。

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利用してきた数多くの格安SIM

格安SIMによるデータ通信を提供するMVNOが台頭して以来、私は様々なSIMカードを契約しては解約をすることを繰り返してきました。

  • 日本通信
  • ServersMan
  • OCNモバイルONE
  • mineo
  • DMM mobile

「よくもまあ、性懲りもなく・・・」と思われるかもしれませんが、データ通信の快適性と節約を求めてきた結果なわけで、このブログでもたびたび紹介してきたとおりです。

そして今回は、最後の DMM mobile を解約する運びになりました。理由は冒頭でもお知らせしたように、auのサブブランドでるUQモバイルを利用しているかです。

UQモバイルの速さとMVNO並の料金の詳細は、UQモバイル と ワイモバイルを完全比較!使って分ったその違いとは? で詳しく説明しておりますが、ドコモ系のMVNOが批判しているほどダントツのサービスとなっています。UQモバイルに乗り換えてほんと快適ですよ。

公式ページで確認  ⇒ UQモバイル

はさておいて、DMM mobile を解約するにあたっての注意事項をまとめておきます。

DMM mobile の解約金や注意事項

真っ先に気になるのは解約方法ではなく解約金(DMM mobileでの正式名称は「解約手数料」です。)でしょう。しかし解約金は最低利用期間と密接に関係しておりますので、まずその最低利用期間を知ることが大切です。

最低利用期間はデータ通信のみの「データSIMプラン」と音声電話が可能な「通話SIMプラン」とでは違ってきます。2015/12/17時点では以下のとおり。

  • 「データSIMプラン」・・・利用開始日を含む月の末日。例:3月8日にデータ通信を開始したら3月31日までが、最低利用期間となります。
  • 「通話SIMプラン」・・・利用開始日を含む月の翌月から12ヶ月後の月末日。例:3月8日に利用を開始したら、翌年の3月31日までが最低利用期間です。長過ぎる!

解約金すなわち解約手数料は上記の最低利用期間内に解約またはMNPによって転出する場合に発生します。

  • 「データSIMプラン」・・・解約金なし。ただし最低利用期間までは利用可能で、基本料金は発生します。
  • 「通話SIMプラン」・・・。MNPによる移転あり/なし、いずれにおいても回線ごとに解約手数料9,720円(税込み)が請求されます。

MNPで他の電話会社へ転出する場合は、上記の解約金が発生する/しないにかかわらず、つまり最低利用期間を過ぎていても、MNP事務手数料として3,240が発生します。当たり前ですが・・・。

つまり最低利用期間内にMNPで転出すると、合計 12,960円が請求されるわけですね。懐への打撃は大きいです。

「通話SIMプラン」から「データSIMプラン」へのプラン変更の場合はどうなるのでしょうか?解約とは表現されませんが、同額の 9,720円(税込み)が発生しますので注意が必要です。

解約申し込み日についても注意が必要です。MNPしなければ解約の申し込みの月末日まで利用可能となりますが、末日に解約を申し込んでも受付られません。末日の前日まで解約を申し出る必要があります。つまり3月末に解約したい場合は、3月30日までに申し出る必要があるわけです。

※ 契約者専用の連絡先(DMM mobile サポートセンター・カスタマーサービス)は 0120-584-585です。

解約後のSIMカードはどうすればいいのでしょうか?公式には以下の住所/宛名に返却しなければならないことになっています。しかし、紛失した場合の料金の記載はありません。

  • 住所:(〒143-0006)東京都大田区平和島3-6-1 東京団地倉庫A-2棟 住友倉庫内
  • 宛名:DMM mobile 窓口

解約方法

以上のように DMM mobile を解約する場合の注意点や解約金を十分確認したので、実際に解約してみたいと思います。

以下はMNPを伴わない解約の場合です。(MNPによる解約の場合は、MNP予約番号をもらう必要があります。)

DMM mobile – マイページ  からログインして、「ご契約内容の変更」へ移動。最下部に「ご契約プランの解約、SIM削除はこちら」 とありそこから可能です。

私の場合は、以下のように「現在、ご契約内容の変更手続き中のため解約申し込みが行えません。変更完了後にあらためて解約申し込みを行ってください。」と解約受付が拒否されました。

「現在、ご契約内容の変更手続き中のため解約申し込みが行えません。 変更完了後にあらためて解約申し込みを行ってください。」とのこと。

つまり私は数日前にデータ容量の変更を申請していたのです。

しかし DMM mobile  の解約を来月まで待つ必要はありませんでした。「ご契約内容の変更」にもどり「変更をキャンセル」すればいいだけの話です。

変更をキャンセルする場合

「変更予約のキャンセル」からどうぞ。

コース / プラン変更のキャンセルの手続き画面

気を取り直して「ご契約プランの解約、SIM削除はこちら」へ戻ります。解約したいプランにチェックを入れます。解約に関する注意事項をよく読んで「選択したプランを解約する」を押します。

解約に関する注意事項をよく読んで、選択したプランをや解約するを押す。

「DMM mobile の解約申し込み」の最終確認です。勇気を出して最下部の「はい」をタップ(クリック)しましょう。

しかし、月の1日から5日の間に解約ボタンを押すと「現在、お客様のご請求料金に未決済があるため、ご利用できません」というエラーが表示されます。

DMM mobile で、月の1日から5日の間に解約ボタンを押すと「現在、お客様のご請求料金に未決済があるため、ご利用できません」というエラーが表示される。

月の6日以降で解約手続きする必要があります。基本的には日割りはなく月末での正式解約まで利用できます。

月の6日以降に再びマイページから解約のボタンをクリックすると以下のように、解約できるようになりました。

最終確認「契約中プランを解約しますがよろしいですか?」をクリックしよう。

「解約申込みが完了しました。・・・。」と表示されれれば解約申請が受け付けられたことの証拠です。MNPが伴わないプランの解約は月末日(解約完了日)まで利用できますよ。

「お疲れさまでした。」と言いたいところですが、実は私はこれで安心できませんでした。というのは会員アカウントが残ってしまっているからです。

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解約したSIMカードの返却は必要?

実は 解約したSIMカードは返却しなければなりません。返却先は以下の通りです。

〒143-0006
東京都大田区平和島3-6-1 東京団地倉庫A-2棟 住友倉庫内
DMM mobile窓口

でも、紛失した場合は、弁償する必要はないとのこと。これはDMM mobileのオペレーターに直接確認しました。

完全退会する方法

さて、めでたくDMM mobile を解約できたとしましょう。でも注意が必要です。DMM mobile を無事に解約しても、多角的なサービスを受けられるDMM会員として残っています。これが気持ち悪いという方は私だけかもしれませんが、完全退会したい方は以下のようにWeb上での手続きが必要です。

残ってしまっている DMMアカウントの削除つまりDMMからの完全退会のために、DMM mobile でログインしたままで右上「マイページ」をタップして「アカウント」の「お客様情報」へ飛びます。

残ってしまっている DMMアカウントの削除つまりDMM退会のためにマイページへ進む。

さらに最下部の「DMMを退会・解約する」へ。

DMMを退会・解約する へ進む。

退会すると残っている「ポイント」を利用できなくなります。そのことを承諾できるなら「同意する」にチェックを入れて、最下部に「退会を進める」を押しましょう。

注意事項にをよく読んで、さらにはポイントを気にせずに DMM mobileから完全に退会する

ここで私の場合は「DMM mobileをご利用中または未払金があるため、完全退会できません。」と拒否されました。

なんと「DMM mobileをご利用中または未払金があるため、完全退会できません。」とつまり月末までSIMカードを利用できるので、その後から完全退会できる。

退会させないようにしているのか?

そこで私はメールで以下のようにDMM mobileへ問い合わせをしました。

DMM mobile 様

先ほど DMM mobile 「データSIMプラン」を解約しました。しかしDMM会員のアカウントからも完全退会したいのですが、こちらから から手続きをしても「DMM mobileをご利用中または未払金があるため、完全退会できません。」となってしまいます。どうしたら完全退会できますか?いつからできますか?

DMM mobile からの回答の主旨は以下の通りでした。

12月半ばで解約の申し出をしても12月31日付けで解約となる。さらにSMS付き「データSIMプラン」は、SMSの利用料金が発生している場合があり、その清算が終了するまでは完全退会はできない。したがって、今回のケースでは2016年2月6日以降に完全退会が可能予定となる。しばらくお待ちを。

したがって、完全退会が可能になるまで約2か月待つ必要がありそうです。まだかなり先ですので忘れるかも。しっかりGoogleカレンダーに予定を追加しておきます。

以上、DMM mobile の解約方法や解約金、さらには注意点のまとめでした。MVNOの渡り歩きは面倒なことがいっぱい付きまといます。

コメント

  1. タッチ より:

    DMM Mobileに電話したら、なかなかつながらないので、こちらを参照して解約出来ました。私は後日iPhone6SのSIMフリー化と2年縛りの満期を待ってDMMの通話付きSIMにMNPしようと思っていますので、完全退会は考えていません。

  2. シバ より:

    2015年1月23日利用開始の通話SIMの解約時期をDMMに問い合わせた所、2016年2月1日以降に解約しないと解約手数料が発生するとの回答でした。これでは2月末解約となりここでの説明と異なります。もう一度DMMに確認しますがどうなるやら?

    • HotPlate より:

      シバさんへ、もう解決はされていると思いますが、私には「利用開始日を含める月の『翌月から』12か月後の『月末日』までが『最低利用期間』」という文章が読めますので2015年1月23日に開始した場合翌月の2月1日から12か月後の1月末、つまり2016年1月31日までが解約金の発生する期間であるので、解約手数料が発生しないのは2月1日からという返答は正しいと受け取れます。
      ただし、1日に解約しても月末までは回線がつながっており日割り計算がされないという事なので利用開始日の月を含めて13カ月利用してくださいね!と言う事なのでしょう。利用初月を日割りするのでその期間は正式な利用月とはカウントしたくないんでしょうね。