スマートフォンの普及に目を付けているのはゲームソフト会社だけでないようです。日本の自動車3陣営(トヨタ、ホンダ、日産)もスマートフォンブームに遅れを取らないようにしています。どのように?
それは各社のカーナビシステムにスマートフォンが利用できるようにすることです。
ではトヨタやホンダ、日産のスマートフォン活用のカーナビ事情とは?
カーナビほど急速に進化したデジタル家電はそう多くはないと言われています。初めは単なるカーナビゲーションシステムのみの搭載で、住所や電話番号を入力すれば、適当に車を走らせても目的地に付けたものです。そのカーナビに地上波テレビやDVDで映画鑑賞までできるようになった時は驚きでしたね。
さらに今ののカーナビは本当に多機能で、リアルタイムの交通渋滞情報、近くのガソリンスタンド、ファミレスやコンビニ情報、おトイレ情報、駐車場の空き情報、燃費向上お知らせ情報などが搭載されています。時として田舎に住んでいる私は「この機能は使えないな!」と思うほどです。
さて、話を本論に持って行きましょう。上記の多機能カーナビを今度はスマートフォンで実現しようというのが、自動車各社の試みです。さすがにカーナビ本体の多機能さはありませんが、カーナビという基本的な機能にプラスして、自動社3者は差別化を図ろうと必死のようです。おもにiPhoneやアンドロイド用のアプリをダウンロードして使えるサービスです。
以下にトヨタ、ホンダ、日産を比べてみます。
自動車メーカー | スマートフォンOS | サービス内容 |
トヨタ |
iPhone、Android アプリ「smart G-BOOK」より。 |
カーナビゲーション、緊急時のGPS情報の送信「ヘルプネット」、ドライブプラン。 900円(半年)、トヨタ車以外でも使用可能。詳しくはITmedia 。 |
ホンダ |
iPhone 「インターナビ・リンク」サービス |
カーナビゲーション、駐車情報表示、燃費履歴やメンテナンス時期情報、 詳しくは「インターナビ・リンク」。 |
NISSAN |
iPhone
アプリ名「日産リーフ」 |
カーナビゲーション、「リーフ」(電気自動車)のバッテリー計、エアコンの遠隔操作。 日産プレスリリースより。 |
上を見ると、トヨタは有料ですが、機能が充実したテレマティクスサービス「G-BOOK」がスマートフォンで使えるだけにあって、一押しですね。またとトヨタのユーザー以外でも活用できるのがいいところです。
当然です時代を先取りした日産の電気自動車「リーフ」をご利用の方は、日産のiPhoneアプリ「リーフ」ですね。
ますます進化するスマートフォンを取り巻く家電市場ですが、これからどんなデジタル時代がやってくるのか検討も付きません。
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