ブログ訪問者(ユーザー)に少しでも長くブログに滞在してもらい、その後は再び訪れてほしいと思わせることがブロガーの目標ですね。この目標達成のために、ちょっとしたユーザビリティーの向上が貢献するかもしれません。
ブログのユーザービリティー向上!7つのチェック項目
最近まとめ記事が流行っていますが、ブログ運営でも役立つまとめ記事が掲載されていました。ちょっとした工夫で大違い!Webサイトのユーザビリティtips
その中でこれはブログ運営に役立つと感じる項目をピックアップしてみました。「まとめ」の「まとめ」です。
1.所要時間を記す
記事の始めに「読むための所要時間は…分…秒です」と入れておくだけで滞在時間が10%以上伸びるというものです。
よく聞く話ですが、今のところ私はパスです。時間を指定するほど自信のある記事を書けません!(消極的なブロガーです。)
2.「F」の字目線を意識して、構成を考える
Webページは「F」の字で目を動かしながら、ざっくり閲覧されている。これも良く言われていますね。従って広告はその位置に確実に張りつけておく必要があるようです。
しかし真のマネタイズ化のために(私の経験上)、このブログの広告位置は「F」パターンになっていません。記事一本勝負のブログですから、「F」をもっとシンプルにした「I」パターンでブログ記事が読まれていることに基づいています。不要にもサイドバーに広告は張りつけていません。
3.テキストリンクは青色
これも有名な話です。リンクをたどってもらいたい場合は、テキストリンクは青色です。マイクロソフトは検索エンジン「Bing」のテキストリンクの色に関してテストを重ね、最終的に「#0044CC」にすることで8000万ドルの売り上げ増加につながったようです。
ちなみにこのブログの記事内リンクテキストは(執筆時点は) 「#3B94DD」、広告テキストは「#3700FF」(ディフォルト)です。
「Bing」の検索リンクが青い理由–マイクロソフトが配色決定の裏側を説明 – ZDNet Japan
4.読みたくなるQ&A形式にする。
これはかなり実感します。単なる説明文形式の記事でも、質問を目立たせると分かりやすいですね。この方法は是非ともこのブログでも採用したい。
Q: 「では・・・する方法とは何でしょうか?」
A: 「その簡単な方法とは○○することです!・・・」
5.読みやすくするために「改行」「見出し」を入れる
これは常識です。「改行」は長くても4~5行ごとに入れたいですね。
「見出し」を入れることは、情報提供型の記事にはかなり大切です。検索エンジン経由で情報を探しに来たユーザーはお目当ての情報をすぐにでも手に入れたいわけですから、特にSEO対策でどうしても「前書き」が長くなる記事では「見出し」を入れて情報を探しにやってきたユーザーがすぐに答えを含む「段落」を見つけやすくしてあげるわけです。
実際、Googleは正しい「見出し」を付けることを、検索エンジン最適化の大切な方法の一つと公式見解を示しています。Googleの検索アルゴリズム変更に翻弄さない、効果絶大の検索エンジン最適化(SEO)は公表済みだった!
6.凝ったデザインは予約率が低いかも
これも良く言われています。
「デザインに凝ったウェブサイトほど点数が低かった。そういう施設では実際に予約率も低いことが分かった」
「写真が抽象的ではなく、何を写しているかすぐに分かるようになっている」
これはWebデザイナーになりたがっているブロガーにありがちですね。単なる趣味サイトを作って自己満足で終わる理想的なサイト運営ならまだしも、すこしでも生活費を稼ごうとするブロガーなら肝に銘じておいたほうが良い事実ですね。
Googleのほとんどのサービスは「白」が基調です。アクセントを付けるために、時々「黒」や「グレー」を付ける程度です。「カラー」はロゴ、コンテンツ、広告、リンクのみですね。こんなサイトデザインを心掛けたい。
しかし、記事ばかり書き続けるブロガーではない私は、時々デザインを見直しするなど息抜きをしてモチベーションを維持する必要がります。
【IT Japan 2007】「デザインに凝ったウェブサイトほど予約率は低かった」,星野リゾート社長が講演:ITpro
7.表示速度と離脱率
これも常識です。ページ表示2秒でユーザーはイライラし始め、3分の1が「もういいや」となる | Web担当者Forum
以下のようなデータもあります。
■ Amazonの調査・・・表示スピード 0.1秒遅延 ⇒ 売上 1%減少
■ Googleの調査・・・表示スピード 0.5秒遅延 ⇒ 検索数 20%減少
このブログはWordpressで運営していますが、表示の高速化はかなり大きなテーマです。私の試行錯誤の過程は、高速化 | アマモ場 でたどることができます。
以上がもっと自分のブログを読んでもらいたいと思うブロガーたちが気を付けることが必要なこととして、私の経験を交えながら記した「まとめ」です。
(参考までに、ブロガー論に関してはブロガー | アマモ場からどうぞ。)
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