海上レンズ風車は通常の3倍の発電量!「夢の扉」で大屋裕二教授グループの実証実験成功が放送

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レンズ風車は通常の風車の3倍の発電量があることで、去年の10月に広く報道されました。今回の「夢の扉」というテレビ番組で、その実証実験とそこに至る九州大学の大屋裕二教授の研究グループの努力取り上げられました。

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レンズ風車

このレンズ風車とは、レンズが光を集めるように、風を集める風車です。秘密は羽根の周りの輪(リング)です。このリングを取り付けると羽の回転が速くなり、発電量は3倍になるということが実証されています。そのレンズ風車を開発したのが、九州大学の大屋裕二教授のプロジェクトチーム。

レンズ風車の開発のきっかけは12年前にさかのぼります。風力発電が各地で実用化されていましがが、風車の音ひどく普及を阻んだいたようです。

そこで大屋教授は羽を大きくせずに羽の回転数を上げる必要があることを考え続けたようです。突破口は熱帯低気圧、台風をヒントにし始めたことでした。風車の周りに台風のような渦をつくることで風圧を高めることできるのではないか?と。image

さらに試験を重ね、今のように筒が短い、レンズ風車が誕生しました。(左から右へ改良)九州大学

レンズ風車の室内実験
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実証実験

さて、「夢の扉」では九州大学の大屋裕二教授がこのレンズ風車を、中国の砂漠に設置して実証実験に臨んだことが取り上げられました。砂漠の緑化を兼ねていた実験でしたが、4年で6基中5基が破損。砂漠の風は以外にも強すぎたようです。そこで新たに強化されたレンズ風車が導入され今でも使われているようです。

そんな時、東日本大震災が発生し、原発事故で原発に代わるエネルギー問題が急浮上。大屋教授は研究中のレンズ風車への開発意欲を新たにしたようです。

そこで日本での実証実験を大がかりに開始したのが去年(2011年)10月のリング風車の海上発電実験です。これは日本で大きく報道されて記憶に新しいと思います。

ヨーロッパでは、すでに着床式風車が普及していますが、50mの水深以上は設置が不可能でした。そこで、屋裕二教授は大胆にもレンズ風車を海上に浮かせるという大胆な発想を生み出し、博多湾600m沖で浮体を浮かし、そにこに2基のレンズ風車を設置。実験は見事成功したようです。

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今後は、風力、潮流、波力、太陽光を兼ね備えたマルチな自然発電システムにしてゆく計画。計算では直径90mのレンズ風車を造り、上記のような浮体70基からなる自然エネルギー基地を設置して、小型の原発に匹敵する海上発電所にするそうです。

エネルギー問題を扱う「夢の扉」から目が離せません。

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