「うつの痛み」って本当?塩野義製薬のテレビCMは真実と思います

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「うつには痛みがあります」という塩野義製薬のテレビCMが問題になり、批判を受けているようです。批判の理由は「科学的根拠はない」というのがあるそうですが、そもそも抗うつ薬が効くという科学的根拠は現在見直されつつあるのです。いずれにしろテレビCMは真実ですよ。私の経験からですけど・・・。

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うつ病の診断基準に痛みはない

ことの発端は、塩野義製薬と日本イーライリリーのテレビCMが「痛みといった体の症状も表れます」と断言し「うつの痛み」を強調してこと。それに対し、患者や医者が「痛みがあればうつ病扱いされる!」とか「うつの診断基準に痛みはない」ないと抗議や反論が上がり紛糾しているそうです。

そこで、製薬会社は「うつ病には痛みが表れることもあります」という表現に変更しました。

YOMIURI ONLINE(読売新聞)によると、以下のとおり。

キャンペーンは、糖尿病性神経障害の痛みと、うつ病の両方に処方できる抗うつ薬「サインバルタ」を販売する塩野義製薬と日本イーライリリーが共同で展開。頭痛や肩の痛みもうつ病の症状のひとつとして、うつ病の治療で体の痛みも治療ができると呼びかけている。

つまり、”うつ病には痛みも伴いますの、わが社で発売している薬で一石二鳥ですよ”という訳です。

うつに痛みは伴うのか?

はっきり言って痛みは伴います。私の家族にも、友人にもうつ病患者がいますが、例外なく、頭痛、腹痛、腰痛などで悩まされています。程度は違いますが。

確かにうつ病の国際的な診断基準にはそのような痛みが含まれていないかもしれませんが、私の周りのうつ病患者は例外なく、体にも症状つまり疼痛が表れています。

確かにうつ病は”心の風邪”と言われてていますが、心身相関の原理に例外はないと思います。

今回の同報道で取り上げられた精神医師(フジ虎ノ門健康増進センターの斉尾武郎センター長)は「科学的証拠」はなしと断言しているようですが、科学的根拠がないだけで、問診によって「痛みが伴う」ことぐらいは分かっているはずです。

実は「うつ病」の薬がどうして効果があるかさえ、はっきりとした「科学的証拠」は出ていないそうです。そしてうつ病の薬を開発するたに膨大な資金をつぎ込むことから手を引いている米国企業が出ているとのこと。

SSRIは確かにセロトニンの濃度を増加する作用がありますが、そもそもセロトニンの減少がうつ病の原因であることの根拠はいまだに示されていないため、SSRIがなぜうつ病に効果があるのかは不明のままです。追い打ちをかけるように、うつ病の根本的な理論とされていた化学的不均衡理論が正確性に欠けると判明。うつ病や抗うつ薬の長年の研究からはっきりとしていることは、天の川の星の数よりも多くの神経を持ち、宇宙の中でも最も複雑なオブジェクトの1つである脳は、製薬にとってハードルが高すぎたという事実だけです。

製薬会社が次々に神経科学研究施設を閉鎖、精神薬産業が直面する危機 – GIGAZINE

話を元に戻すと、うつ病の原因や現行の抗うつ薬が症状を和らげる科学的プロセスが不明瞭なままである以上、「うつ病に痛みを伴うということは科学的根拠はない」という医師の反論は無意味です。

結論は「うつ病に痛みは伴う」ということは確かで、塩野義製薬のテレビCMのキャッチフレーズは正しいと感じます。ただし、薬の売り上げを目的としているわけですから、現行のうつ病に対する認知度からすると反論がでるのも仕方ないと思います。

ちなみに同製薬会社は「サインバルタ」という糖尿病性神経障害の疼痛とうつ病の改善にダブル効果があるとされる薬です。

うつの薬を長年の飲み続けている人のなかで、治療法を見直したいと思う方は以下の本とその中で利用されているスマホアプリは役立つかも。(ただしし、急に薬をやめたりしないでくださいね。反動が大きくなりますから。 医師に相談してからどうぞ。)

アン-サポ

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カテゴリ:メディカル, ヘルスケア/フィットネス
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対応:iPhone/iPad/iPod touch/Android

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