昨日、私の妻は末期がんで自宅で療養している古い友人を見舞いに行きました。すでに病院では手の施しようがなく、一縷(いちる)の望みを託して民間療法を自宅で試しています。
問題は介護です。なんせ一人暮らしで、両親はすでに亡くなっており、お兄さんが近くにいますが、なかなか思うようには世話できないようです。病院からの往診も限られていますし、なんとか十分の世話ができないかと周りで話しています。
そんなときに、新聞で「介護保険は末期がんの患者にも使える」という記事が載り、私は思わず「これだ!」と思った次第です。しかし自宅療養中の末期がん患者に介護保険サービスを受けるためには問題がありました。では、
- 介護保険を末期がんに適用する問題とは?
介護保険を末期がん患者に適用する問題点?
そもそも介護保険は40歳から介護保険料を支払いはじめ、原則65歳以上から介護保険サービスを受けられますね。
介護保険と末期がん
しかし、どれほどの人が知っているでしょうか!実は4年ほど前から末期がんの患者は、40歳以上なら介護保険サービスを受けられるのです。
認定までに時間がかかり過ぎる!
末期がん患者の介護保険適用の申請の過程は、介護保険の一般の申請とほぼ一緒でなのですが、認定までに約一か月かかるのです。
末期がんは進行が遅い人ならともかく、早い人は要介護の認定を受ける前に無くなってしまう場合がかなりの確率で発生するようです。
暫定サービス
しかし、暫定サービスがすぐにも開始されるようです。これは申請するとすぐに調査員とケアマネージャーが自治体から派遣されて、その場で暫定的なケアプランが作成され、1,2週間でヘルパーが派遣されれて介護サービスが開始されるようです。
サービスには要介護の段階で決まるが、食事、訪問入浴、車いす、電動式の介護ベッドなどの十分なサービスを受けられるのです。これらを自前で準備すれば高額な費用がかかりますが、介護保険の範囲で済ませるなら費用的に大助かりではないでしょうか?
詳しくは最寄りの地方自治体のまでどうぞ!
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