「早期母子接触」に変更してカンガルーケアの落とし穴に注意喚起!

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子供が生まれてすぐから、わが子を抱ける喜びを味わえると同時に、子供の精神的発育にも効果があるとされる「カンガルーケアー」ですが、新生児の死亡にもつながる危険が付きまとっているのが現状だそうです。そこで日本周産期・新生児医学会では、上記のカンガルーケアの呼び名を「早期母子接触」に変更することにしたそうです。

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「早期母子接触」に改名された理由とは?

「生まれてきてくれてありがとう」。出産直後のほとんどの母親は初めてわが子を抱く喜びと感謝の気持ちをこのように表現するようです。

ここ日本で20年近く前から始まったカンガルーケア。早産などの理由によって新生児集中治療室で保護されている赤子と母親の絆を早期から育むために始まったようす。そして近年、早産でなくても出産直後から母親のそばに置き、新生児との精神的な絆を早くから始めるようになったようです。

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カンガルーケアは安全というイメージがあるようですが、実際はカンガルーケアの有無にかかわらず、死亡や脳障害につながる新生児の体調の急変発生リスクは同じだそうです。つまりカンガルーケアは事故のリスクは少ないという印象によって安易に母親が希望し、実際に事故が起きて問題になっているのが実情です。

それでカンガルーケアという通称を「早期母子接触」という正式名称に変更して、早産などによって新生児集中治療室で世話を受けていない一般の新生児との母子接触に関する新たなガイドラインを導入する考えのようですね。具体的には以下の注意点が取り上げられています。

  1. モニター等による新生児の観察
  2. 母親の健康状態によっては「早期母子接触」を中止
  3. 妊婦にそのリスクを説明して、同意を得ておく

以上がカンガルーケアがその名称を「早期母子接触」に変更されたいきさつです。(朝日新聞2012/8/13付)

腹を痛めた子供を抱く喜びは何物にも代えがたいものがあるようですが、それが事故によって悲しみのどん底になるようなリスクを負うのはぜひとも避けたいですね。カンガルーケアから新たな名称に変更された真の理由はそこにありそうです。

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