英語の構文といえば、堅苦しく感じますが、突き詰めて整理すれば、英文の全ては5つの基本文型を応用しているにすぎませんね。では「英語の構文マスター」の第001回目は基本文型についてです。
5つの基本文型
英語の復習を思い立ってしばらく経ちますが、やっと取りかかろうと思います。まずは5つの基本文型のおさらいです。
動詞が中心の英語は、動詞の種類に応じて以下の5つの文型に分けられます。
第1文型<S+V>
We skied.「私たちはスキーをした。」
解説・・・動詞だけで意味が完結するので、以下の4つの文型のように目的語や補語が不要。この動詞を完全自動詞と言います。
第2文型<S+V+C>
The sky became dark in the east.「東の空が暗くなった。」
解説・・・主語を説明する補語(主格補語)の必要な動詞(不完全自動詞)による文型です。
第3文型<S+V+O>
Tom likes music.「トムは音楽好きだ。」
解説・・・目的語を必要とする動詞(他動詞)が中心の文型。
第4文型<S+V+IO+DO>
I gave her a watch.「私は腕時計を彼女にプレゼントした。」
解説・・・「IO(間接目的語)にDO(直接目的語)を与える」などのように2つの目的語がくる他動詞からなる文型。
第5文型<S+V+O+C>
I call him Tom.「私は彼をトムと呼ぶ。」
目的語を説明する補語(目的各補語)を必要とする他動詞でなる文型です。
英語の全ての文型は以上のように5つにまとめられます。英文和訳の問題では、一早く動詞を見つけて、5つの文型のどれに当てはまるかを考えると意味が浮かび上がってきますね。
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