そんなはずはなかった格安航空会社(LCC)の注意点!荷物や食事は有料で、狭い座席や不便な施設、欠航も覚悟を!

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ピーチ航空などの日本でも格安航空会社(LCC)が参入して、旅行好きな方の大きな関心の的ですが、LCCを利用して初めて「そんなはずはなかった!」となる人が多いそうです。では格安航空会社(LCC)の注意点、期待できない点とは?

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格安航空会社(LCC)の注意点

関西空港を拠点にした純日本産の格安航空会社「ピーチ 航空」が3月に本格営業を開始します。日本国内路線だけでなく、ソウル、台北などへの海外路線にも就航するそうです。その運賃は大手の半額以下です。海外旅行がぐ~んと身近になりました。

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さて、格安航空会社を利用した方の中には「そんなはずはなかった!」と後で感想を述べている人も多いようです。毎日jp(毎日新聞)で、シンガポールとドイツへの路線に見るLCC利用の注意点が記されていいましたので、「ピーチ航空」と合わせて以下にまとめておきます。

LCC専用の簡素なターミナル

まず、LCCが乗り入れているチャンギ国際空港は、世界でベスト3に入る優れた空港の一つだそうですが、LCCが利用する専用のターミナルは全く違うそうです。建物はまるで倉庫のようで、お店はファストフードと売店があるだけ、ベンチも最低限しか設置されていません。そのようにして空港利用料を抑えることができ、LCCが就航できるようにしているわけです。

ピーチ航空は、関西国際空港の秋にオープンするLCC専用ターミナル(日本初)を利用することになっています。経費節減のために飛行機に直接搭乗できる搭乗橋は始めから設置されていません。設備は他のターミナルに比べて圧倒的に簡素化され、LCCに請求する空港利用料が低く抑えられます。

海外旅行の華々しさを期待して利用しようものならがっかりすること間違いなしのようです。

LCC専用の不便な空港

次にLCC専用の空港は不便な立地条件にあることです。例えばドイツのフランクフルト・ハーン空港は、返還された米軍基の跡地を利用しており、2時間かかるランクフルトへの交通は極めて不便なところにあるそうです。費用を抑えた格安旅行のためにLCCを利用する場合は、有名観光地への交通が不便であることを覚悟しておかないと、移動ばかりに時間がかかって疲れる海外旅行になりかねませんね

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機内のサービスは有料

image最後ですが、ピーチ航空に限らず世界のLCCに共通している事です。機内のサービスは最低限で、食事などは全てオプションの有料です。数時間の飛行機の旅ならまだしも、長時間での機内生活にはある程度お金がかかることを覚悟しておく必要がありますね。

また同記事によると以下の点も見落としがちな、LCC利用時の注意点です。ピーチ航空のケースを合わせてまとめておきます。

  • 荷物の重量規定・・・荷物が多い場合などは高額な料金を請求されるかも。 ピーチ航空の場合は、荷物追加一個当たり1050円より。ちなみにスキー道具などのスポーツ用品の受け入れは不可能。 各種料金・手数料
  • 欠航や延滞が多い・・・必要最低限の設備しかないので、アクシデントが生じるなら欠航や延滞になる。乗り継ぎ便としてLCCを利用するのは避けた方が無難。 image
  • 座席が狭い・・・収益向上のためにやむをえない。大人の男性が座るなら膝が前の座席に触れることも。きついな~! ちなみにピーチ航空の場合、「ストレッチシート」(840円より)を追加すると、余裕のある座席を指定できます。
  • 座席指定ができない・・・有料の座席指定コースがあることも。以下はピーチ航空の場合の座席指定料金。スタンダードシートとストレッチシートがあります。

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以上がLCCいわゆる格安航空会社を利用した旅行を期待してはいけない点のまとめでした。何事もそれなりです。

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