口座開設の申請書類や、住民票の写しを交付してもらうための申請書などは、今やPDFファイルでダウンロードし印刷後に、手書きで書きこむことが一般的かも。
しかし、書き込みまでPC上でできたら印刷後の申請書の仕上がりはキレイで、印鑑を押すだけとか署名だけで済んじゃいますね。
それが簡単に、しかも高速でできる有名なソフト「Foxit J-Reader 4.2」が日本語化されました。このフリーソフトではテキストだけでなく、挿絵や注釈、など沢山の書き込みで自分のPDF教科書を作れちゃったりできます。では、
- 「Foxit Reader 」とは?
- 「Foxit J-Reader」のインストールと使い方?
- PDF申請書類に書き込む方法とは?
2011年10月31日追記:この度「Foxit J-Reader」はバージョンアップして「Foxit J-Reader Plus」(v5.0)としてリリースされました。今回の新しい追加機能として、90日間無償で利用可能なPDF作成ソフト「Foxit J-Reader Printer」があり、本体と同時にインストールできるようになりました。この梱包されるPDF作成ソフトの無償期間でる90日後でも、再インストールすれば何度でも利用可能です。
「Foxit Reader 」とは?
このフリーのPDF閲覧ソフト「Foxit Reader 」は世界的に超有名で、一億回ダウンロードされている程です。多数のPDF閲覧ソフトの中でも群を抜いて、軽量、高速を実現しています。
書き込み可能
私が一番仕えると思う機能は、冒頭でも紹介したとおり、変換することなくPDFファイルに直接、テキストや図形、などを書き込んで、ノートのようにできますし、イラストや図形、付せんなども張り付けられる点ですね。
セキュリティー
また、セキュリティー面もしっかりとしています。「セキュリティワーニングダイアログ」機能によって、文書に仕組まれたリンクやコマンドを実行するときには警告されますし、あらかじめ遮断する「セーフモード」もあります。またJavaScriptを無効にすることも可能です。
他にも沢山の機能があるようですが、この優れもののフリーPDF閲覧ソフトが完全に日本語化されて、「Foxit J-Reader」となりました。
「Foxit J-Reader」のインストールと使い方。
では、このフリーのPDF閲覧ソフト「Foxit J-Reader」(日本語)の機能の中で私が一番仕えると思った機能、PDFの申請書類に書き込む方法を以下に。
インストール
まだ「Foxit Reader」(日本語)をインストールされていない方は、「Foxit J-Reader」よりダウンロードしてください。現時点で日本語化対応バージョンは「4.2」「Foxit J-Reader Plus 5.xx」です。
最低でも氏名と、メールアドレスを入力します。
ダウンロード後に解凍し、セットアップ.exeをクリックします。
ソフトウェア使用許諾契約書に『同意』します。
インストールする場所を指定。通常はそのまま。「次へ」
同時にインストールするコンポーネントを選択。そのままでOK。
追加するタスクの選択はご自分の使う環境に合わせてチェックします。
アプリ立ち上げ時に、セキュリティーのために、保護モードを有効にします。
最後に「インストール」ボタンを押し、終了後に「完了」をクリック。
ツールバーの初期設定ですが、「従来のモード」か「リボン表示モード」を選択します。(以下に紹介するPDF書き込み方法は、「従来のモード」での紹介です。)
「Foxit J-Reader」の使い方。
では早速「Foxit J-Reader」でPDFを閲覧して、申請書の入力項目を書き込んでみましょう。
まず、PDFファイルを開きます。メニューバーの「ファイル」→「開く」でPCに保存されているPDFファイルを開きます。ここでは区役所の「住民票の写し発行の申請書PDF」を使わせてもらいます。
申請書PDFを閲覧できる状態になりました。この状態からすぐに申請書を書き込めるようになっていませんので、以下の手順で注釈を書き込めるように設定しましょう。
PDF申請書類に書き込む方法とは?
このソフトでPDFに書き込むために、環境を整えます。メニューバーの「ツール」から、「ツールバーのカスタマイズ」へ。「注釈」にチェックを入れます。最後に忘れずに「OK」を押しておきます。
申請書に書き込む手順は簡単です。ツールバーの「ペン」のアイコンをクリックします。次に、カーソルを書き込みたい場所に持って行きクリックします。(ここで「フォーマット」のツールバーが表示されますので、書き込むテキストの色や枠の色、フォントタイプや大きさなどを設定しておきます。)
そうすると以下のように、テキストを書き込めるようになります。
そうすると上記のように、テキストを書き込めるようになります。
印刷方法
PFDの申請書に必要事項を書き込んだ後は、印刷です。再びメニューバーの「プリンター」のアイコンをクリックするだけです。
その他
その他、書き込み機能は盛りだくさんです。以下の画像のように、注釈、図、挿絵などもも簡単に挿入できるようになっています。そして、当然保存もできますね。
新機能
Facebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)に投稿してシェア(共有)も可能です。メニューバーの「F」ボタンをクリックします。上がFacebookで下がTwitterです。コメントを記入して「Share」をクリックします。
ログインしていないなら、以下の画面からログインできます。
以上、無料とは思えない充実した機能を持つ、フリーのPDFファイル閲覧ソフト「Foxit J-Reader」日本語の使い方と、申請書類の書き込み方法でした。
コメント
こんにちは。ツールバーの「ペン」のアイコンですが、タイプライターツールではなく電子署名のところを赤丸で囲んでしまっているんではないでしょうか?
ご指摘の通りでした。訂正いたします。
PDF申請書類の書き込み超便利!「Foxit J-Reader」日本語版の使い方!ー無料のPDF閲覧ソフト ←これをダウンロードして使用しようとしたのですが、てのひらツールのまま変わらずに入力ができないのですが、何かやり方がわるいのですよね?
解決方法おわかりになりますか?
ファイルに注釈(書き込み)を入れる方法は、「PDF申請書類に書き込む方法とは?」をご覧ください。「ペン」のアイコンをクリックして、書きこみたい部分にカーソルを持っていきクリックすると、書き込めるようになります。
PDFの申請書類に書き込む方法でペンのアイコン表示がありますが、薄い表示でクリックしても全く機能しません。何が問題なのかがわからないのでわかる方がおられましたらお教えいただけないでしょうか?
ツールバーのペンアイコンなるものがどう探してもどこにも見当たりません。
どこかで、そのPDFファイルによってロックされていると出ないか薄いグレイ表示になると言う意見を聞いたことがあります。Acrobat社によるロックでしょうか。
どなたか良い解決法がありましたらご教示ください。
Foxit Readerをインストールし、PDFを編集しようとしましたが、ツールバーに「ペン」が見当たりません。どのような操作をすれば、「ペン」マークが出てきますか?教えてください。
ペンは見つかりませんでしたが、メニューバーから
[注釈] – [タイプライタツール] – [タイプライタ]
でテキストを挿入できましたよ。
PDFの申請書類に注釈の取り消し線が引けません。アイコンをクリックしても機能しません。何が問題なのかがわからないのでわかる方がおられましたらお教えいただけないでしょうか?
時間が経って操作方法が大分変わってるようですね。
ペンという概念は無いようで、タイプライターツールを使って文字を追加するようですね。
注釈機能のON/OFFも「表示」メニューに移ってるようです。
バージョンは、5.4.0です。
ちょっとコメント修正。
用途によると思いますが、履歴書のテンプレートに追加書き込みする場合は、テキストボックスを各所に配置して、あとは手の平ツールで位置・大きさの調整。文字を入力して、Wクリックでフォーマットというツールが出るので、フォント・文字サイズ・色を指定すれば上手く作れますね・・。テキストボックスの背景色や枠の色も弄らないと駄目かな?
ま、大体のところは、注釈ツールとフォーマットツールが表示されていれば、手の平ツールと合わせて何とかなりそうです。
テキストボックスの選択/非選択状態の切替、文字入力モードへの切替、一度入力した文字列の属性を修正、その辺はコツが要りそうです。
大体の流儀は、このサイトの説明でキッカケが掴めました。有難うございました。PDFの作成・編集が始めての人には有りがたいです。