分かりやすい文章やレポートを書く技術は、社会で働くうえで欠かせませんね。わたしもこのブログを書くうえで分かりやすいレポートを書いているつもりですがどうでしょうか?
しかし最近では、若者の「やばい」とか「すごい」とか様々なはやり言葉でレポートする学生が多いそうです(朝日新聞による)。そこで山形大学は今年の4月から必修科目として、山形大学発行の教科書「なせば成る!」を用いた「スタートアップセミナー」を初めて、学生たちに分かりやすい文章の書き方やレポートの作成、プレゼンテーションの準備の仕方などを授業内容に取り入れているそうです。つまり「やばい」リポートから「分かる」レポートへ、ということです。
では、
- なぜテキスト「なせば成る!」を用いて、大学生になってまで文章の書き方を教えるのか?
- このテキストの内容で一番役立つところは?
大学生に文章の書き方を教えるの?
ではなぜ国立の山形大学が、受験に合格した新入生に、文章の書き方やレポート作成の仕方を、それもわざわざ自前の教科書「なせば成る!」を作ってまで、また必須の授業として教えたいと思ったのだろうか?
時々テレビでも女子高生のはやり言葉、それもお父さんたちにはちんぷんかんぷんで理解に苦しむスラングを使ってばかりいるからのようです。それをそのままレポートに書いてしまったら、さすがの大学教授でも理解に苦しんだり、学生がそのまま山形大学の卒業生として社会人になる時の恐ろしさを改めて感じたようです。
「なせば成る!」の内容と役立ちそうな項目
この山形大学の「なせば成る!」という教科書は一般に販売していますが、その内容は私にもすべて役立ちそうな内容ばかりです。「心をつかむプレゼン7つのテクニック」でも書いたような内容に通じるところがありますね。
- 「学びの技術」
まずはじめに、リポートはラブレターのような文学的文章ではなく、論理的な文章を書く必要性が記されているようですが、もっと現状を踏まえて言うなら、”レポートは携帯メールのような文章ではなく”と言ってもいいのかなと思いますね。 - 「プレゼンテーションを学ぶ」
この部分はプレゼンテーションだけではなく様々なシーンに使えると思いました。プレゼンやレポートは”つかみ”が大切、つまり出だしの言葉で人の心をつかテクニックを行使することの重要性が強調されているようです。
そして最後にはプレゼンのまとめとさわやかにな感謝の言葉を加えます。さらに私なら最後にもっと聞きたいと思わせる疑問文を受け加えて締めくくるようにすることも勧めますね。 - 「レポートの書き方」
これも役立ちますね。レポート書く際の調査と研究のまとめ方です。
ブログの記事を書いている時は参考となる主たるニュースや話題記事を中心にしますが、他の観点から書かれている記事も参考に自分の生活環境から見つめた観点でまとめて仕上げます。
最後に強調されているのが、レポートを書いたら見直すということです。わたしも誤字脱字が多いので見直すことの必要性を感じました。
山形大学の教育現場を踏まえた作られた「なせば成る!」というテキストは私のようにブログで役立つ記事を作成すると同時に、社会人として分かりやすく書いたり話したりする上でこの上なく役立つ参考書になるでしょう。(←まとめでした。)
この本はなせば成る!より購入できます。
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