NTTフレッツ光のセキュリティーツールはIPv6でしかセットアップできませんし、更新(アップデート)もできません。でも我が家で現在利用中のアイ・オー・データ製の無線LANルータがなかなかIPv6を通してくれません。しかし今日やっとIPv6を通す方法が分かりましたので以下にメモしておきます。
NTTフレッツ光契約者におまけのようについてくるセキュリティーツール(ウィルスバスター)を新しいパソコンにインストールする時、IPv6で通信しないといけません。しかし以前、【フレッツ光】セキュリティー対策ツールがアップデートできない!IPv6に問題あり でも書いたように、無線LANルータがIPv6が通してくれないのです。
IPアドレスを確認する方法
まずパソコンが取得しているIPアドレスを調べる方法ですが、Windowsキー + Xを同時クリックしてコンテキストメニューから「コマンド プロンプト」を起動、コマンド ipconfig と打ちます。
Windows8.1の場合、以下のように「Wi-Fi」が「IP6アドレス」と「一時 IPv6アドレス」が「2001:」で始まっていればIPv6が通っています。
しかし次のように「2001:」で始まるIPv6が表示されていない場合、無線LANルータはIPv6を通していないようです。
アイ・オー・データの無線LANルータでIPv6を通す方法
実際、NTT光回線終端装置を利用していますから、無線LANルータまではIPv6が来ているのですが、どいうわけか無線LANルータ(アイ・オー・データ WN-G300TVGR)がIPv6を通してくれませんでした。(ここまでは先回こちらで書いた通り。)
上記のルータでの対処方法は以下の2つの点です。(他のルータで同様の現象が発生しているなら、試す価値はあります。)
IPv6パススルーは「有効」
まず基本設定です。ルータのセキュリティー設定でIPv6パススルーを「有効」にする必要があります。
ルータの設定画面を開くために、無線LANで設定しているモードに合わせて以下のアドレスをブラウザに入力します。
- ルータモードの場合・・・192.168.0.1
- APモードの場合・・・192.168.0.201
次に「セキュリティー」の設定をクリックして「IPv6パススルー」を「有効」にし「設定」をクリック。
ここまではネットで調べれば分かりますが、それでも私の環境ではIPv6を通してくれませんでした。しかし、。アイ・オー・データのサポートセンターに問い合わせたところ、以下の設定を実行した後はIPv6を通しくれるようになりました。
「マルチキャスト変換」を無効に
そのまま無線LAN設定画面の「無線設定」で「マルチキャスト変換」を無効にしてあげてください。
私の環境ではこの時点で、コマンドプロンプトでipconfigを確認すると、「2001:」となっているIPv6が2か所表示され無事にIPv6が通りました。(念ため再起動して確認することをおススメします。)
以上、アイ・オー・データ製の無線LANルータ(WN-G300TVGR ←テレビが見れます。)でIPv6を通す方法でした。やれやれです。
コメント
自分も同じ機種で同じ状態でしたが、このサイトを見て解決しました。ものすごいド素人ですが分かりやすくためになりました。感謝しています。