「DMM mobile」をIIJmioと比較すると1GBプランや家族シェアコースは魅力的!

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ビデオやFXで有名なDMMがMVNO事業に参入し、格安データ通信サービス「DMM mobile」を始めました。単体の格安SIMカードだけでなくMNPにも対応した音声通話プランや高スペックスマホとのセット販売もあり、スタート時点からかなり充実しています。料金プランを観察してみるとMVNOの老舗であるIIJmioをかなり意識しているように見受けられますね。そこでさっそく「DMM mobile」とIIJmioと比較してみます。

2015年9月27日追記:2015年10月から料金再改定です。1GB、5GB、10GBプランの料金を訂正します。
2015年7月23日追記:今月2度目の料金改定発表。7GBプランをデータのみおよび通話SIMそれぞれ20円の値下げです。8月から適用されます。
2015年7月6日追記:DMM mobile は 200kbpsに制限した「ライトプラン」や高速通信対応の「15GB」および「20GB」プランを新たに導入しました。全コース業界最安値宣言通りに料金プランが設定されています。
2015年6月25日追記:DMM mobile は1GBプランをさらに30円値下げし630円にします。7月2日からです。
2015年5月29日追記:DMM mobile は業界最安値を宣言をし、2015年5月28日より7Gプランを値下げしました。以下の比較表を訂正しました。
2015年3月27日追記:DMM mobile は4月より新たに 2G プラン」を用意し、既存のプランを430円から最大1730円引き下げました。現時点でMVNO最安を更新しています。以下の比較表やコメントを改定します。
2015年3月10日追記:IIjmioは4月1日より価格はそのままで、ハンドルクーポンを増量しました。2GB ⇒ 3GB、4GB ⇒ 5GB、7GB ⇒ 10GB となります。音声通話パックのデータ量も同様です。以上を踏まえて以下の記事をご覧ください。

DMMは動画配信サービスだけでなく、FXや3Dプリントサービスなど手広く事業展開していますが、マーケットの伸びしろが広いとされるキャリア回線の卸売事業であるMVNOにも参入しました。サービス名はネーミングそのまんまの「DMM mobile 」です。「DMM mobile」は最近はやりのLTE使い放題プランはなく、高速通信(下り最大150Mbps)でのデータ量を細かくしたプランを最大10GBまで設けています。

ぷらら、日本通信、U-NEXT(U-mobile)がLTE使い放題を登場させていますが、イマイチスピードが怪しいので、かえって使い放題プランを用意していない「DMM mobile」は制限容量内であれあば十分なスピードを期待できそうです。(←推測)

さて新しいNVNO登場時にIIjmioと比較するのがこのブログ Webと人のアマモ場 の最近の恒例行事となっております。さっそく以下に比較表をまとめてみました。(すべて税抜きで、カッコは音声通話プランを選択した場合です。2015年4月現在)

 データ量 DMM mobile
(通話プラン)
IIJmio
(通話プラン)
ライトプラン
常時低速
最大200kbps
440円
(1,140円)
1GB  590円
(1,260円)
2GB 770円
(1,470円)
3GB 850円
(1,550円)
900円
(1,600円)
5GB 1,210円
(1,970円)
1,520円
(2,220円)
7GB 2,040円 1,880円 1,860円
2,740円 2,580円 2,560円)
8GB 2,140円
(2,840円)
※SIM最大3枚まで可能
なシェアコースあり
10GB 2,190円
(2,950円)
※SIM最大3枚まで可能
なシェアコースあり
2,560円
(3,267円~)

SIM最大3枚まで
音声1枚700円追加
15GB 4,570円
(5,270円)
※SIM最大3枚まで可能
なシェアコースあり
20GB 6,090円
(6,790円)
※SIM最大3枚まで可能
なシェアコースあり
備考 超過後 200 kbps
…バースト機能あり
初期費用 3000円
通話プランの解約手数料
…12か月未満なら9000円
データ通信プランの解約
…解約手数料なし
SMS…150円/月
スピード切り替え可能
容量追加
(200円/100MB~
繰り越し可)
※2.月毎にプランの
変更は今後対応予定
超過後 200 kbps
…バースト機能あり
初期費用 3000円
容量追加 200円/100MB
(繰り越し可)
最低利用期間:12か月
(違約金 残月数×千円)
スピード切り替え可能
留守番電話 なし
キャッチホン なし
転送電話 あり
月毎にプラン変更可能

バースト機能とは、200kbpsの制限を受けている時でも、最初の数秒だけは速度制限されない機能。Webページや画像の表示でもたつくことが少ない。

※2.月毎のプラン変更可能(2015年1月19日 カスタマーサービスに確認したところ、現状では月ごとのプラン変更一旦解約して事務手数料3000円が必要な新規契約になるとのこと。しかし数か月先で追加料金なしでプラン変更は可能になるとのこと。)

プラン 8 GB 10 GB
データSIMのみ 3枚 2,140円 2,250円
通話SIM1枚

データSIM最大2枚
2,840円 2,950円
通話SIM2枚
+
データSIM最大1枚
3,540円 3,650円
通話SIM3枚 4,240円 4,350円

2015年3月27日追記:DMM mobile は4月より新たに 2G プラン」を用意し、既存のプランを430円から最大1730円引き下げました。IIJmioと比較しても他のMVNOと比較しても、かなりお得感がでております。

2015年03月12日追記:4月IIJmioが料金据え置きで増量をかなりふやし、「DMM mobile」と容量で比較できるようになりました。こうしてみると、IIJmioがお得感が出ています。特に10GBプランでは1000円の開きがあります。

こうして「DMM mobile」とIIJmioを比較してみるとIIJmioが用意していないプランを巧みに打ち出していることが手に取るように分かります。低容量プラン1G、2G、7G、8GはIIJmioとかぶっていませんし、かぶっている3,5,10Gプランはデータプランも音声通話プランも数百円安くなっています。さらに8Gプランおよび10Gプランには最大3枚までSIMを増やせるようになっています。その場合追加のデータSIMは無料、追加の音声SIMは有料(1枚あたり700円追加)。以下の通りです。

さらに「DMM mobile」は上記のデータ通信プランにSIMフリースマホのセット販売をしています。販売されている機種と価格は以下のとおり。

  • 「LTE XM」(freetel)・・・・2万8800円
  • 「LG G2 mini」(LGエレクトロニクス)・・・3万2400円
  • 「Nexus 7(2013)」ASUS・・・3万9600円
  • 「ZenFone 5」ASUS・・・3万1000円
  • 「Ascend G6」Huawei・・・2万9800円
  • 「Ascend Mate7」Huawei・・・4万9800円

以上、新しく登場したMVNOサービス「DMM mobile」とIIJmioとの比較でした。家族丸ごと「DMM mobile」のスマホに乗り換えて、家族で節約するにはピッタリではないでしょうか。それに月額660円の1GBプランは個人的にかなり魅力的です。そして間もなく月ごとのプラン変更も解約なしに可能になるので重宝しそうです。

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