au 解約金はいくら?それを回避する方法とは?MNP含めて解説

au 解約金 1000円 はいつから? povoへの乗り換えは? PC,モバイル

※ 記事には一部広告が含まれています。

auを解約したり、ドコモやソフトバンク、そしてpovo(ポヴォ)または格安スマホ等に乗り換える時に気になるのは解約金すなわち違約金ですよね。嬉しいいことに2019年10月1日から解約金は1,000円以下に義務づけられています。これは既存のau契約者なら自動的に解約金が1,000円に引き下げられたという意味でしょうか?実はそうではありません。この記事ではその点を解説し、auの高額が解約金を回避する方法や解約金を9,500円から1,000円に減額させる方法などを解説します。また au の解約金がいくらになるかの確認方法解約およびMNP方法および、損しない解約のタイミング、などについて解説します。

⬛ 新着情報 >>>

■ 2021年11月15日追記:【朗報】KDDIはauケータイ/スマホの解約金(2019年9月31日以前の契約なら解約金1,045円/2019年10月1日以降の契約なら解約金 1,000円)を2022年3月末までには撤廃つまり解約金を免除する予定です。

■ 2021年1月25日追記:auは2021年3月から新しい3つの料金プランサービスを開始しました。
使い放題MAX(~3GB/無制限)
POVO(20GB/オンライン専用:3月23日受付開始)(詳細へ)
UQモバイルくりこしプランS(3GB)/M(15GB)/L(25GB)(UQモバイル)」(詳細へ
いずれも高額な解約金つまり2年縛りは発生しません。

※  ドコモの2年縛りや解約金に関する様々な問題は、  ドコモ「2年縛り」と解約金を詳しく解説!格安スマホへMNPは簡単だった!  をご覧ください。

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解約金が1000円となる「2年契約N」について(2019年10月1日スタート)

⬛ 2021年3月23日から受付開始する「povo(ポヴォ)」へ乗り換える場合の解約金や手数料について

既存のauユーザーが3月23日にpovoへ乗り換える場合の解約金や乗り換え手数料は、当面の間発生します。しかし、後日povoの月額料金からその分が割引され、実質的にauの既存プランからpovoへの乗り換えは無料になります。(新発想の料金プラン「povo」誕生|au

auは2019年10月1日からの契約はすべての「2年契約N」としています。これは違約金が1000円ですむ新2年縛りの契約です。

  • 2年契約(2年縛り):更新期間以外に解約・他社への乗り換え(MNP)した場合は、解約金 9800円が発生。
  • 2年契約N(新2年縛り):更新期間以外に解約・他社への乗り換え(MNP)した場合は、解約金 1,000円が発生。(2019年10月1日移行の契約分から)

■ スマホ

2年契約N(新2年縛り)が適用されるスマホ新プランは以下の通りです。

  • 使い放題MAX 4G/5G
  • ピタットプラン 5G
  • ピタットプラン 5G(s)
  • ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN)
  • ピタットプラン 4G LTE(s)

■ ガラケー

2年契約N(新2年縛り)が適用されるガラケー(4Gケータイ)の新プランは以下の通りです。

  • ケータイシンプルプラン(100MB、20円/30秒)
  • ケータイカケホプラン(1GB、24時間かけ放題)
  • VKプランS(ダブル定額、無料通話1,100円付き)
  • VKプランM(ダブル定額、無料通話2,600円付き)

※ スマホもガラケーも2年縛りなしにする場合は月額 170円が加算されます。

「2年契約」のプランから「2年契約N」が適用される上記の新プランに変更をする場合、更新期間中ではあっても9500円の解約金は発生しません。ただし「2年契約N」に移行する場合、「端末購入サポート」もなくなりますので、機種代金が残っている場合機種代金が増額となります。(2年契約N | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au

したがって解約金 9,500円を回避するために、一旦上記の新プランのうち最低料金プランに契約変更し、それから解約するという手順を踏めば、解約金が1,000円で収まることになります。これは更新月(解約月)のように解約金を全額 回避することはできませんが、かなり低く抑えることができる裏技となります。しかし繰り返しますが、端末の分割払い中の場合、残債が発生しますのでご注意ください。

ガラケーの場合も同様です。

例えば、現在 auガラケーの「カケホ」または「スーパーカケホ」に加入している場合(これはいわゆる「だれでも割」が伴う)、そのまま解約したり他社へ乗り換え(MNP)た場合、更新月でないなら9500円(税抜)の解約金が発生します。なぜならおそらく「2年契約(自動更新あり)」いわゆる2年縛りに加入しているからです。

しかし、この「カケホ」をいったん解約金が1000円で済む新料金プラン、例えば月額料金が最安の「VKプランS 1,097円/月」「2年契約(自動更新あり)」に契約変更します。

契約変更が有効になる翌月に解約まはたMNPするなら、解約金は1000円だけで済むわけです。

次に、変更した翌月つまり「カケホ」が「2年契約(自動更新なし)」に切り替わった時点で、新料金プランたとえば「ケータイシンプルプラン・定期更新なし」に契約変更し、その直後に解約または乗り換え(MNP)しても、9500円の解約金は発生しません。みごとに高額解約金を回避できます。

以上のように2年定期更新(2年縛り)のガラケーでも、上記の手続きを踏めば、更新月ではなくても解約金9500円を払う必要はなくなり、自動更新のキャンセル料1,000円(税抜)ですみます。

デメリットとして解約または乗り換えを翌月に伸ばさなければなりませんが、2年縛りの解約金 9,500円を払うよりはましですよね。

さて、この記事の続く部分では「2年契約」および「2年契約N」を想定した情報となっています。特に、

  • au 解約金とそれを回避する方法やMNPのタイミング
  • auの「2年縛り」と「端末24回払い」の違い
  • auから格安スマホにMNPする料金的なメリット
  • auから乗り換える場合のおすすめ格安スマホ

などを紹介します。

au 解約金と「2年縛り」の確認方法

さて、あなたが2年縛りはまっているかどうかは別として、au の解約金(違約金)がいくらになるのか?その確認方法を知りたいですよね。

解約金はいくら?

すでに冒頭で紹介したように、2019年10月1日からケータイやスマホの2年縛りつまり自動更新を伴う「2年契約」を更新月以外に解約する場合の解約金(違約金)は1,000円以下に義務付けられ、auでもスタートしました。

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しかし、2019年9月30日までに契約した方は、依然として最大9500円の解約金が伴う「2年契約」のプランです。対象プランは以下の通り。

 解約金対象サービスと割引額
2年契約(旧:誰でも割)更新期間以外での解約は9,500円auピタットプラン
auフラットプラン
​スーパーカケホ
カケホ
シンプル

スーパーカケホ(a)
スーパーカケホ(ケータイ)
カケホ(ケータイ)
カケホ(3Gケータイ)
カケホ(3Gケータイ・データ付)
割引額:1500円/月

 


ジュニアスマートフォンプランジュニアケータイプラン
シニアプラン
割引額:1000円/月


LTEプラン
VKプランS
VKプランM
VKプラン
LTEプランS
プランZシンプル
プランSSシンプル
プランEシンプル
プランSシンプル
mamorino Watchプラン
割引額:半額

2年契約(自動更新なし)
旧「誰でも割ライト」のこと
2年以内の解約は9,500円
※ 3年目以降は割引額はそのまま。
auピタットプラン
auフラットプラン
スーパーカケホ
カケホ
シンプル
スーパーカケホ(a)
スーパーカケホ(ケータイ)カケホ(ケータイ)
カケホ(3Gケータイ)
カケホ(3Gケータイ・データ付)
割引額:1200円/月
2年契約
旧「誰でも割シングル」
9,500円データ通信端末やタブレット
割引なしプラン無料割引なし

あなたのauの契約はどれでしょうか?

2019年9月30日までにauと契約された方は、「2年契約(旧「誰でも割」)」に加入していると思います。auスマホならガラケー時代から継続加入しているはずです。なんせ自動更新ですから。

つまりほとんどのauユーザーの更新期間以外の解約金は9,500円ということになります。大きいです。au だけでなく、ドコモやソフトバンクも同様です。

解約金を回避してauを解約する方法

あなたが解約金を払わずにauを解約したい場合、どんな選択肢があるでしょうか?

すでに述べたように、更新月以外で解約する場合は、いったん「2年更新なし」のプランへ変更し、それが適用となった翌月に新料金プランに変更、その後解約もしくはMNPしても解約金は発生せず、プラン変更の1000円だけ発生するのみ。

しかし中には更新月を待って解約したいと思う場合もあります。プラン変更の1,000円も払いたくない場合です。

2年縛り(自動更新)である「2年契約(旧「誰でも割」)」に加入しているなら、早い話「更新期間(更新月)」で解約手続きをすれば、解約金(正式名称は「契約解除料」)の9,500円が請求されることはありません。

※ 2019年10月1日以降の契約は「2年契約N」となり「更新期間」で解約すれば解約金はゼロ。それ以外の期間での解約金は1,000円です。

※ 「2年契約(自動更新なし)」にご加入の場合は、2年縛りははじめだけ。3年目以降は解約金はかかりませんよ。ただし、上の表からもお分かりのように、月々の割引額は低く、(プランによって数ヶ月のばらつきがありますが)1年以内で解約する予定がなければ、通常の「2年契約(2年縛り)」のほうがお得になります。

ご存知の通り、 現在は契約解除料(解約金)が発生しない更新期間は3か月間です。(2019年3月からは契約期間の最終月も更新期間に含められるようになりました。)つまり「2年契約(旧「誰でも割」)」を契約した月の翌月を1か月目として、24か月目から26カ月目(3ヶ月間)に解約またはMNPするなら、解約金の9,500円(2年契約Nの場合は1000円)は不要になります。

出典:www.au.com

でも更新期間を1日でも過ぎたらアウトです。潔く9500円払うか、2年後まで待つしかありません。余裕かまして、更新期間の最後に解除手続きをしようとして、手続きが間に合わず泣きを見る人は沢山います。私の親族にも数名います。何かと忙しい方は注意が必要です。

解約金を負担してくれる高額キャッシュバッグで他社へ乗り換えるお得な情報はこの記事後半で説明します。

auだけでなくドコモもソフトバンクも上記のような2年縛りがあり、解除可能な更新期間以外に解約すると契約解除料9500円(税抜)が発生します。

解約金 9,500円を 1,000円にする方法

この高額な解約金 9500円 を1,000円に減額できる方法があれば知りたくないですか?

ご存知のよう2019年10月からすべての新プランが「2年契約N」となり、更新月以外に解約する場合の解約金が1000円となりました。

それで解約金 9,500円を1,000円に減額させるために、「2年契約N」の新プランのうち最低料金プラン(新auピタットプランN)に契約変更し、それから解約するという手順を踏めば、解約金が1,000円に減額できることになります。プラン変更には手数料は発生しませんのでご安心ください。

※ 新プラン適用は申込日の翌月から。それで翌月に解約する場合は、データ通信量/カケホ/カケホライト等の基本料金は日割りではなく一ヶ月分(満額)が請求されますのでご注意ください。(←ボッタクリですね。)

これは更新月(解約月)のように解約金をまったく払う必要がないわけではありませんが、かなり低く抑えることができる裏技となります。しかし繰り返しますが、端末の分割払い中の場合、残債が発生しますのでご注意ください。

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解約金や更新月の確認方法

ここまでで一般的に解約金がどれくらいかかるのかを見てきましたが、実際に自分のau ケータイ/スマホ を解約するなら解約金はいくらかかるのか?更新月(期間)はいつか? を確認する方法は以下の3つがあります。

auカスタマーサービスに電話する

au コールセンターで解約について尋ねる。

「更新期間」や解約金の最も確実な調べ方は、auカスタマーサービスに電話で尋ねることです。これらな間違いありません。

カスタマーサービスは、auガラケーやauスマホから 157(無料)です。 AM 9時 から PM 8時 で年中無休。

近くの au ショップで尋ねる

auの解約金および更新月を知るための2つ目の方法は、近くの au ショップ(店舗)で確認することです。

auショップ検索  から近くのショップを探して訪ねてみてください。親切に教えてくれます。ただし、土日休日はとても多いので、上記の au カスタマーサービスが一番いいかも。

スマホやパソコンで確認する

最後の方法として解約金と契約更新月(更新月)の確認はスマホやパソコンでも可能です。たとえば au ID ログイン を開きauIDでログイン、「ご契約情報」から「次回更新年月」を確認できますよ。

出典:www.au.com
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2年縛りを端末の分割払い終了と「勘違い」?

ここで、2年縛り(自動更新を伴う2年契約)を端末の分割払い終了と「勘違い」している場合があるので、その点を以下に解説しておきます。

K君の話です。auスマホの端末代支払いの終わる年の3月に、つまり24回払いが終了する月にショップに行って契約解除を申し出ると以下のやり取りが交わされました。

名前
K 君

解約したいんですが。

店員
店員

契約解除料9500円と消費税がかかりますが、よろしいでしょうか?

名前
K 君

はあ?このスマホの端末代は今月で終わでしょう・・・。

店員
店員

ええ、確かにそうでうが、解約金が発生しない次回更新年月は来年の8月~10月までの3ヶ月間です。

K君の大きな勘違い発覚の瞬間でした。つまり、K君はいわゆる「2年縛り」を端末代の2年の分割払いが終了する月と勘違いしていたわけです。

auの2年縛りの正式名称「2年契約」です。つまり以前「誰でも割」と言われいた割引きプランのこと。(いわゆる旧プランの「カケホ」「スーパーカケホ」「シンプル」もこれ。)「2年更新」はauと初めて契約した月が起点となっているのはご存知の通り。機種変更した時点から算定し直すわけではないのです。

これが2年縛りの罠です。K君はまんまとひっかりました。単なる”勘違い”と言ってしまえばそだけの話なんですけどね。(※ 2年縛りの罠の定義はユーザーごとに違います。ここでの定義は上記の通り。)

解約時(又はMNP)に発生する問題

これまでauの2年縛り(「2年契約」)にまつわるやっかいな解約金について解説してきましたが、実際に解約する場合、解約金以外の問題があるのでしょうか?

以下に説明するように au を解約する場合に多くの問題が発生します。(他のキャリヤや格安スマホ(MVNO)にMNPつまり電話番号そのまま乗り換えする場合も同様です。)

損しない解約(又はMNP)のタイミングとは?

解約金が発生しない解約月(更新期間)の間に、どのタイミングで解約すればよいのかという話です。

2年縛り(定期契約または誰でも割)ありの基本料金プランは日割りはありません月の1日目に解約しても1か月分の料金が発生します。

またデータプランである「LTEフラット/auピタットプラン/auフラットプラン」も1日(月の初日)に解約しても丸ごと一カ月分の料金が請求されます

したがって

最もお得にau(2年縛り付きプラン)を解約(またはMNP)できる日は、3か月間の更新期間の初月の月末または2ヶ月目の月末。

であるということです。たとえば、3月~5月が更新月であるなら、3月31日4月30日に解約するのがベストです。

ただし、これはMNP(電話番号を持ち出して他社に乗り換えるナンバーポータビリティ制度)を利用しない場合、つまり単なる解約だけの場合です。

MNPで他のキャリア(ドコモ、ソフトバンク)や格安スマホに乗り換えする場合は十分余裕を持って手続きを開始する必要があります。

月末にMNPを完了させれば、au は月末で自動解約となり解約した月の料金で済みますが、MNPの完了が翌月1日以降にずれ込めば、auの翌月分の料金が丸ごと発生します。

それで auからMNPしたい場合、予約番号は15日間有効ですから、余裕をもってMMNの手続きを開始することをお勧めします。(MNPする方法は記事の後半で開設します。)

しかし、無事に月末にMNPを完了し解約を済ませても、MNPの転入先が日割りでないなら、月末に加入したにもかかわらず転入先からも一カ月分の料金が請求されます。つまり2重に支払いが発生してしまうのです。これは避けて通れません。

※ この点、この記事後半で説明する一番人気の格安スマホ UQモバイルは契約月は日割りです。おすすめです。

au から MNPする場合の費用

さらに、auを解約すると同時に、MNPする場合の費用も問題になりますね。

すでに説明した通り解約月(更新期間)以外にMNPする場合は解約金9,500円または1,000円が発生します。

さらに、auから転出する場合、転出手数料 3,000円が発生します。また、MNP転入先の手数料も発生します。

MNP転入手数料(新規契約手数料)は以下の通り。

  • ドコモ / ソフトバンク / ワイモバイル / nineo / UQモバイル /・・・3000円(税抜)
  • 楽天モバイル・・・3,000 円(税抜)

※ 注意!mineo や 楽天モバイルへMNPする場合は、申し込み時点でMNP予約番号の有効期限が残り10日以上必要です。

※ 朗報! 2021年2月からauとそのサブブランド「UQモバイル」間のMNPに係る手数料(契約解除料/MNP手数料)は無料になります。「au」と「UQ mobile」のブランド間の移行を円滑化|KDDI

したがって、解約月以外にMNPする場合の費用の合計は7,000円以上、うまく解約月にMNPできれば合計 約6,000円(税抜)で済みます。

MNPの方法は以下の通り

では auからMNPしたい場合、どうすればいいのでしょうか?

まず、契約者本人が午前9時から午後8時までに、auの「MNP予約番号取得窓口」(0077-75470)に電話して、MNP予約番号を取得します。

乗り換え先がキャリア(ドコモ、ソフトバンク)やMVNO(格安スマホ/SIM)に限らず、各オンラインショップから特別価格で新規・乗り換えで必要なものは以下の3点のみ。

  1. クレジットカード
  2. 運転免許証 等の本人確認書類を写真で撮影してアップロード
  3. 乗り換えの場合は「MNP予約番号」をau 無料電話 0077-75470
    (AM9時 ~ PM 8時)から取得しておく。

au から乗り換え(MNP)て料金を抑えたい方は、この記事後半の「2年縛りの罠にかかった人へのおススメの選択 からご自分にあった選択肢を探してみてください。

au ポイントや「 au WALLET カード」の残金は?

解約したら、その時点で貯まっていた au ポイントはどうなるのでしょうか?

当然ですが利用できなくなります。消失、パーです。

できるなら契約解除料に充当できればいいのですが、そんな虫のいい話はありません。

ですから解約前にポイントは使い切ってしまいましょう。

一番良い使い方は au 利用料金に充当することです。この使い方をしたいなら解約予定の十分前に充当しておかねば間に合わず、損してしまう可能性が高いです。

でもどうしても1ポイント残らずポイントを使い切ってしまうのは難しいですね。

そこで、できるだけ上手にauポイントを使い切るためのおすすめ方法があります。

au解約後にポイントを使い切る方法。

それはau 解約後でも利用できる「au WALLET(ウォレット)プリペイドカード」にチャージ(交換)しておき、auを解約した後に10年の有効期限がある Amazonギフトカード に1円残らずチャージしておくことです。その方法の詳細は、 解約後にau WALLETカード残高を確認し1円まできれいに使い切る方法とは? で解説しております。これはポイントを焦って消化して無駄に使ってしまわない最高の方法としてよく知られています。

「au WAllET(ウォレット)プリペイドカード」は発行に時間がかかります。ですから、解約予定日より十分前に、できれば10日前に、カードを発行しau ポイントを移動させておく必要があります。

端末の支払い残高?

これも厄介ですね。「2年縛りの罠」にはまっていた私が経験していることです。

つまり、すでに説明した通り、2年縛りの終わりである更新期間の最後の月と端末の支払い終了月(分割の場合)が同じでない場合がほとんどです。

待ちに待った2年縛りが終わった解約月(更新期間)にいざ解約しようとすると、端末代が払い終わっていないということがあるのです。機種変更を契約期間に合わせていないauユーザーがほとんどだからです。

逆に、2年間の端末代支払いが終わってauをいざ解約しようとすると、支払いが終わった翌月は解約月ではなく、解約金9500円が発生するということもあります。

いずれにしろ「2年縛りの罠」にかった方が au を解約する場合は、

解約金 9500円(または1,000円) を支払うか、端末代の残金を支払う

のいずれかを選択しなければなりません。当然ですけどね。(端末を分割ではなく一括で支払ったいた場合はその限りではありません。)

メール 「…@ez.web.jp」 や「アドレス帳」問題の解決法とは?

これも当然ですね。

auに限らず、ドコモ、ソフトバンクなどのキャリアを解約する場合はメールは利用できなくなります

現在 au を解約する方のほとんどは、以下に説明する MNNOの格安スマホや格安SIMに乗り換えを検討されているはずですね。

それで、メールは早いとこ Gmail に乗り換えたほうが得策かも。メールは使っておらず、LINEだけという方も引継ぎにはメールかFacebookのアカウントを登録しておく必要があります。それでMNPする前にGmailを取得し、友達に知らせ、LINEにも紐づけておく必要がありますよ。

それとやっかいな問題がもう一つあります。アドレス帳(連絡帳)が使えなくなるという問題です。

対策は、au スマホなら ここで 解説している方法を参考にし、Googleアカウント(Gmail)に保存(バックアップ)しておけばOKです。乗り換え先のスマホでそのアカウントにログインして連絡先を同期できます。

ガラケーの場合は、パソコンにそのガラケー専用の連絡帳バックアップソフトをインストールしてバックアップをとり、Excel等で加工しパソコンでGmailを表示させて「連絡先」から読み込ませ、その後MNP先のスマホと同期させる手段が一番手っ取り早いと思います。

「auスマートパス」等の有料コンテンツが利用不可に

au スマートパス等の有料コンテンツも同時退会に。

auのスマホをご利用の方なら、便利な有料アプリを月額 372円で使い放題となる「auスマートパス」に加入している方も多いはずですね。当然ですが、au解約後には利用できなくなります。

長年使っていた有料アプリとおさらばです。仕方ないです。「au ビデオパス」「au うたパス」も同じです。残念ですが。

「au ひかり」併用割引「auスマートバリュー」が自動解除

さらに、au スマホユーザーで自宅のau系列や提携の光/ケーブルネット固定回線、「au ひかり」「ASAHIネット」「BIGLOBE」「BBIQ」「COM」等、にも同時加入しているユーザーは、毎月1000円近くの割引恩恵を受けられていたと思います。

しかしau を解約し上記の固定回線の単独契約になると、「auスマートバリュー」割引は自動的に対象外になってしまい、割引は受けられません。

ここまでが、au の解約時における問題点でした。

2年縛りの罠にかかった人へのおススメの選択は?

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キャリアを乗り換える(高額キャッシュバックあり)

今この記事をお読みなっている方の中には、私のように2年縛りと解約金問題で嫌気がさしたauから他のキャリア(ソフトバンクやドコモ)に乗り換えて、最新のiPhoneなどのスマホへMNP、つまり”乗り換え”し、新たにスマホ生活を再出発したい方も多いと思います。

でも、上記の方法で確認した解約月がずっと先なので「今 au を解約して解約金を払うのはもったいない!」と考えて、他社への乗り換えに躊躇しているかも。

以下の最新キャッシュバッグ情報は要チェックです。

格安SIM・格安スマホへ乗り換える – 3つの選択肢

「もうキャリアに沢山お金払いたくないわ!今はやりの格安スマホに乗り換えたいよ!」

気持ちは分ります。私もそうでした。

auを解約し、格安スマホに乗り変える選択肢としては、どの端末を利用するかで選択肢が違ってきます。

【選択1】auスマホをそのまま再利用。

(一部のスマホはSIMロック解除必要。詳細。)

【選択2】auスマホをSMロック解除し再利用

【選択3】スマホも同時購入し格安スマホに乗り換え

UQモバイル(一番お勧め!

一番おすすめの「UQモバイル」はauのサブブランドとして、格安スマホの中でもキャリア並の速さを誇っていながら、格安スマホ(MVNO)並の低料金で利用可能として今一番人気です。テレビCMでよく宣伝していますね。iPhone SE2 などのスマホの同時購入も可能ですが、SIMロックされたままの auのiPhone(※ 一部は解除必要)や、SIMフリースマホをお持ちの方でも利用可能なSIM単体での契約が可能です。テザリングも可能ですよ。

しばしば比較されるソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」と違い、UQモバイルの「高速プラン」は月内に使わなかったデータ容量を翌月に繰り越し可能で、データ容量を節約できる「ターボOFF」機能もあります。

※ 同じくキャリア並の速度がでるワイモバイルとの最新の完全比較記事は UQモバイル と ワイモバイルを完全比較!どちらも使ってみて分ったその違いとは? をご覧ください。

私はUQモバイルをiPhoneで使っていたことがありますが、楽天モバイルより10倍速いです。高速データ容量を節約できる「ターボOFF」機能を多用しならが、月内に使わなかったデータ容量を翌月に繰り越しつつ使ってました。

公式ページで確認  ⇒ UQ モバイル

ほんとにUQモバイルはドコモ系およびau系の格安スマホ(MVNO)よりも数倍~10倍はスピードがでます。一番人気です。

■ 注意) 一部のスマホは解除が必要

ただしauのスマホがすべてがそのまま UQモバイル で使えるとは限りません。 SIMロック解除が必要な端末もあります。詳細は UQ モバイル の「動作確認済みの端末」から、以下のように「auブランド端末 」を選択してリストからご確認ください。

操作確認済みの端末|UQモバイル から「auブランド端末 」を選択し確認する。

ワイモバイル

UQモバイルと同じくキャリア並の速度を誇るワイモバイルはおすすめです。ソフトバンクのサブブランドですから高速なのもの不思議ではありません。

しかしワイモバイルはUQモバイルと違ってデータ繰り越しや節約モードはありませんが、光セット割りや家族割(2回線以上で2回線目から1188円/月割引です。)

(私も利用していますが、そのレビューをiPhoneをワイモバイルで使うメリット・デメリット全部解説!速度や費用やテザリング、 で紹介しています。)

公式ページで確認  ⇒ Y!mobileオンラインストア

なお、ドコモ、au、ソフトバンクからの乗り換えでキャッシュバック(Tポイント)がほしいなら、ワイモバイルの代理店であるヤングモバイルまたはヤフーモバイルがおすすめです。詳細は以下で解説しています。

ワイモバイルのプラン詳細は以下の通りです。

2021年2月~の現行 料金プランは以下の通り。2年自動更新をともなわないプランですから、いつ解約しても解約金は発生しません

⬛ シンプルプラン。(2年縛りなし)

ワイモバイルの料金プラン「シンプルプラン」

ワイモバイルの料金プラン「シンプルプラン」

上記のプランはUQモバイルのように10分かけ放題や24時間かけ放題をオプションとして選択できるようにしました。しかも60歳以上は24時間かけ放題が110円引きとなります。

⬛ 割引

ワイモバイルの定常的な割引は以下の通り。(2021/4/23日現在)

  • おうち割:固定回線であるソフトバンク光の利用で月額1188円引き。
  • 家族割:2回線目以降月額 1188円引き。「おうち割」との併用は不可。
  • データ増量無料キャンペーン:新規/乗り換えで月額500円のデータ増量オプションが13ヶ月間無料。
  • 60歳以上 通話ず~っと割引キャンペーン:60歳以上のユーザーは国内通話かけ放題の「スーパーだれとでも契約」が永年1100円引きで利用できます。
  • ワイモバ学割:適用可能。

mineo(マイネオ)

格安スマホ(MVNO)の代表格である  mineo (マイネオ) はSIMロックのままのauスマホを利用(Aプラン)できということで、当初から大人気となっていますが、最近ではドコモ系のネットワークも利用(Dプラン)できるようになり、大躍進しています。

私もauのiPhoneでmineoにお世話になったことがあります。音声通話は最初の12カ月だけ縛りがありますが、その後はいつ解約しても解約金が発生しません。いわゆる2年縛り(2年自動更新)はありません。

速度は上記のUQモバイルやワイモバイルほどには速くありませんが、安定性には定評があります。最新のiPhoneや他の最新スマホの適合状況発表は極めて迅速です。

月額850円で利用できる「10分かけ放題」オプションもあります。

公式ページで確認  ⇒   mineo  

Aプラン(auの回線)

データ容量 シングルタイプ
(データ通信のみ)
デュアルタイプ
(データ通信+音声通話)
500MB 700円 1,310円
1GB 800円 1,410円
3GB 900円 1,510円
6GB 1,580円 2,190円
10GB 2,520円 3,130円
20GB 3,980円 4,590円
30GB 5,900円 6,510円

Dプラン(ドコモ回線利用)

データ容量 シングルタイプ
(データ通信のみ)
デュアルタイプ
(データ通信+音声通話)
500MB 700円 1,400円
1GB 800円 1,500円
3GB 900円 1,600円
6GB 1,580円 2,280円
10GB 2,520円 3,220円
20GB 3,980円 4,680円
30GB 5,900円 6,600円
  • 翌月にデータ繰り越し可能
  • 「10分かけ放題」(月額850円)あり
  • 100MBを150円で追加可能。

BIGLOBE モバイル

BIGLOBEモバイルも格安SIM/スマホで人気です。回線がドコモ回線のDタイプとau回線のAタイプがあります。

他の格安SIMと違い画期的な月額480のオプションとして「エンタメフリー・オプション」があります。これはYoutubeをはじめとする以下の動画や音楽サービスの利用では高速データ通信量を消費しないという点にあります。

YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotify、AWA、radiko.jp、Amazon Music、U-NEXT、YouTube Kids。

上記のサービスを頻繁に利用している方は、絶対にお得な格安SIM/スマホサービスがBIGLOBEモバイルです。

加えて、20ギガプランや30ギガプランという大容量プランもあり、家族でシェアも可能です。家族で乗り換えると満足度は高そうです。私の友人も夫婦で大容量プランに加入しています。回線のスピードは他のMVNO(格安SIM)のように極端に遅くなることはありません。親会社がKDDI(au)なので納得ですね。

公式サイトで料金プランを確認してみる ⇒ BIGLOBEモバイル

楽天モバイル

すでにご存知の方も多いとお思いますが、楽天モバイルはキャリアのサブブランドである(YモバイルとUQモバイル)をのぞいたMVNO市場でナンバーワンでしたが、今は正式キャリアになりデータ通信無制限/24時間話し放題プラン「Rakuten UN-LIMIT V(4G/5G)」を提供しています。私も使っています。

楽天モバイルは、SIMロックを解除済みのauスマホを利用できるようになります。もちろん楽天モバイル契約時にスマホを同時購入することもできます。

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V(4G/5G)」は2年縛りなどの定期契約は一切ありません。いつ解約しても解約金は発生しません。

公式ページで確認  ⇒ 楽天モバイル

楽天モバイルの料金プランは大きく分けて2つ

■ 楽天モバイルー料金プラン

  1. 新「スーパーホーダイ・プラン」(おすすめ)
  2. 「組み合わせ・プラン」

■1.新「スーパーホーダイ」プラン(おすすめ)の3大メリット

メリット1
月の高速データ容量を使い切ると自動でスピードが制限される、または節約のため手動で選択できる「低速モード」でも、1Mbps(1000kbps)が維持され、しかも使い放題。Youtube動画も音楽もストリーミング再生でもたつきなく楽しめます。ただし、12時~13時、18時~19時の混雑時は300kbpsに制限されます。それでも評判(口コミ)は最高です。

メリット2
音声通話10分かけ放題付き。

メリット3
楽天会員なら最初の2年間大幅割引が受けられる。最大毎月1500円引きで、プランSなら月額980円から利用可能。

では楽天モバイル「スーパーホーダイ」の具体的な料金プランをみていきましょう。

月額基本料

  • プランS(2GB)・・・2980円/月
  • プランM(6GB)・・・3980円/月
  • プランL(14GB)・・・5980円/月
  • プランLL(24GB)・・・6980円/月

【楽天会員割】・・・2年間 500円引き。加えて「ダイヤモンド会員」なら最初の1年間は毎月さらに 500円引き。

【長期割】・・・楽天会員割に加えて、「2年契約」なら2年間毎月 500円引き。「3年契約」なら2年間毎月 1000円 引き。

【例】楽天会員として「プランS(2GB)」を3年で契約するなら、最初の2年間は毎月1500円引きで利用料金は 1480 円/月に、3年目以降は2980円/月です。

なお、「スーパーホーダイ・プラン」も以下に説明するもう一つのプラン「組み合わせ・プラン」の「通話SIM」は自動更新なしの最低利用期間(契約期間)があり、契約期間内に解約すると解約金 9800円が請求されます。しかし自動更新はありませんので、契約期間が終了すればいつ解約しても解約金はかかりません。いわゆる2年縛り とは違います。

公式ページで確認してみる ⇛  楽天モバイル スーパーホーダイ 

■ 2.「組み合わせ・プラン」

 プラン名 通話SIM 050データSIM
(SMS 有)※1
データSIM
(SMS 無)
ベーシック(200kbps) 1,250円 645円   525円
3.1GB 1,600円 1,020円   900円
5GB 2,150円 1,570円 1,450円
10GB 2,960円 2,380円 2,260円
20GB 4,750円 4,170円 4,050円
30GB 6,150円 5,520円 5,450円

「組み合わせ・プラン」の注意点

1.「050データSIM」はアプリ「Viber」を利用した050から始まる電話番号で無料で音声通話可能。ただし携帯電話へは 9.98円分、固定電話へは3.05円。

2.高速通信容量を超えた場合月末まで、200kbpsに制限されます。「スーパーホーダイ」プランの制限モード下のスピード 1Mbps(1000kbps)に比べるとかなりきついスピード制限です。筆者自身、この制限下で試しにYouTubeを見れるか確認してみましが、低画質動画でさえ見れたものではありませんでした。かろうじてメールやウェブ検索ができるくらいです

3.月額 850円で「楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル」オプションを付帯できます。オプションの適用を受けるには、通常でも通話料が半額になる「楽天でんわ」アプリを経由する必要あり。

■ 2プランに共通する特典

以下は上記の2つのプラン、すなわち 1.新「スーパーホーダイ・プラン」と 2.「組み合わせ・プラン」に共通する特典です。

  • データ量プランは毎月変更可能です。
  • 余ったデータ通信量は翌月に持ち越し可能。
  • 「高速モード」「低速モード」切り替え可能。
  •  口座振替可能。ただし月額100円に手数料必要。

■  2プランに共通する注意点

料金の日割りはありません。課金開始は新規の場合はSIMが手元に到着した日、
MNPは開通受付センターに連絡し開通した日からです。たとえば7月29日に課金が開始しても7月分が満額請求されます。これはMNPする場合にかなり負担が大きいといえます。MNPする月は転出元だけでなく転入先(楽天モバイル)にも一月分をまるごと支払う必要があります。けっこうきついですね。以前は無料だったのにね。

■ 結論:格安スマホ(MVNO)の中で楽天モバイルの「スーパーホーダイ」は一番おすすめです。

 公式ページで確認する ⇒ 楽天モバイル 

LINEモバイル

※ 2021年3月でLINEモバイルの新規受付は終了しました。

LINEモバイルはドコモ系の格安スマホ(MVNO)で、LINE中心の使い方をしているスマホユーザーには大人気です。

最大の特長はLINEアプリを使ったトーク(テキスト・音声メッセージ、音声・ビデオ通話)、タイムラインやニュースの閲覧では高速データ通信容量を消費しない、いわゆるカウントフリーであることです。(LINEフリープラン)

他にも、Twitter/Facebook/インスタグラムもカウントフリーに含まれる「コミュニケーションフリープラン」、加えて「LINE ミュージック」もカウントフリーに含まれる「MUSICミュージック +プラス プラン」があります。

なおオンライン上で、auから各格安スマホへの乗り換えで必要なものは以下の3点のみ。

  1. クレジットカード。(UQモバイル、ワイモバイル、楽天は口座振替可能)
  2. 運転免許証 等の本人確認書類を写真で撮影してアップロード
  3. 乗り換えの場合は「MNP予約番号」をau 無料電話 0077-75470
    (AM9時 ~ PM 8時)から取得しておく。

au 2年縛り 解放のまとめ

以上、au 2年縛りの罠や、その解約金から解放され、スマホを格安で経済的に利用したい方の代替サービスについてでした。

まとめてみますと、au 2年縛りから解放されたい方、つまりいつ契約解除しても解約金などに悩まされたくない方は以下の方法からチョイスしてください。

  1. 2年間の「更新期間」中に「新2年契約」(毎月300円加算)にプラン変更する
  2. auを解約して、その auスマホに格安SIMを装填して利用する。(通信費は半分以下へ。)
  3. 格安SIMセット販売されている格安スマホを手に入れる。(通信費を半額以下へ。)

コメント

  1. 竹内 健策 より:

    2年縛りは判りますが、何故それを過ぎても解約金が必要か全く意味がわかりません。携帯会社の横暴でしょうか?

  2. 匿名 より:

    au「スマイルハート割」の契約解除料は無料となっています。
    電話で確認しました。