虫歯ならぬ酸蝕歯(さんしょくし)に要注意!コーラやジュースのダラダラ飲みをやめなさい!

健康

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パソコンで仕事をしているとついダラダラ飲みをしやすいようで、酸蝕歯(さんしょくし)という虫歯ならぬ虫歯になる危険性が高くなるそうです。つまり、コーラやビール、オレンジジュースなど酸性の比較的強い飲料水が原因で、歯のエナメル質が溶け、歯の先が透けるほど薄くなることが、最近多いそうです。要注意ですね!ではどんな飲み物が酸蝕歯(さんしょくし)になるの?飲み方は?

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虫歯ならぬ酸蝕歯(さんしょくし)

コカコーラとフライドチキンが大好きな私です。しかし今日(2012年5月5日「子供の日」)の朝日新聞朝刊「元気のひみつ」を読んでびっくりしました。コーラやオレンジジュース、スポーツドリンク、赤ワイン、ビールなどのダラダラ飲みが、歯のエナメル質を溶かした、虫歯のような症状「酸蝕歯(さんしょくし)」になってしまう危険が高くなるそうです。

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たとえば最近はやりの健康食品「黒酢」ですが、それを飲み続けた62歳の男性は、奥歯に痛みを訴えて歯科医に診てもらったそうです。そうするとその黒酢を飲み続けていたのが原因で、歯のエナメル質が溶けて「象牙質」がむき出しになっていたとのこと。痛いはずですね。

この症状は虫歯ではなく、「酸蝕歯(さんしょくし)」と呼ばれるものだそうです。酸性度の高い飲み物が歯を侵食していくことによるものです。

原因となる酸性度の高い飲み物とは?

では、どんな飲み物が歯のエナメル質を溶かし「酸蝕歯」を発症させるのでしょうか?以下は朝日新聞の説明図です。どうやら、酸性度やアルカリ度を示すPH値が5.5を境に酸性度が強い飲みのが危険と分かります。

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以下は、酸性度が強い部類に入り「酸蝕歯」を進行させる飲み物の一例です。

■ コーラ
■ 黒酢飲料
■ オレンジジュース
■ リンゴジュース
■ 乳酸飲料
■ ビール
■ スポーツドリンク
■ 赤ワイン

一方比較的安全なのは、

□ ミネラルウォーター
□ 緑茶
□ 牛乳
□ コーヒー(コーヒー好きな私は少し安心?)

しかし、酸性の比較的強い飲み物を飲むこと自体が悪いわけではありません。神様は私たちの歯を素晴らしく良く作ってくださっています。つまり、飲食の後に出される唾液には、

1.口の中の酸性度を中和させる働きがあると同時に、
2.歯の溶けたエナメル質を修復する「再石灰化

をしてくれるのです。ですから、飲み方に注意すれれば、コーラやビールなどの酸性の飲み物を飲んでも大したことはなさそうです。

安全な飲み方とは?

では、「酸蝕歯」にならないための上手な飲み方はないのでしょうか?意外と簡単なようです。つまり酸性度が強い飲み物が口に長時間存在すること防げばいいわけです。たとえば予防として

■ 飲んだ後は、水やお茶で口の中をすすぐ。
■ 口の中に貯めるようにして飲まない。
■ フッ素入りの歯磨き粉を利用する

(評判の良いフッ素入り歯磨きはベスト3はAmazonから)

一方、歯が溶けやすい飲み方にはどんなものがあるでしょうか?それは

■ ダラダラ飲み

これが一番悪いわけです。私のようにパソコンでWebサーフィンしながら、ブログを書いているような方がはまりやすい飲み方かもしれません。

いずれにしろ、健康によいからリンゴ酢や黒酢を頻繁に飲み続けたり、ビールやコーラのダラダラ飲みには注意して、虫歯ならぬ「酸蝕歯」にならないようにしたいですね。

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